2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第25節エンポリ戦が行われ、ユベントスは 0-5 の大敗を喫しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: ローザ 6: カペッリーニ 4: ゴッツィ・イウェル(→ 33' st. : ブラセンコ) 3: アンツォリン |
MF | 10: ポルタノーバ 5: モッローネ(→ 1' st. : フランコフォンテ) 8: アハマダ(→ 1' st. : レオネ) |
FW | 7: セネ(→ 1' st. : モンジアーロ) 9: ペトレッリ(→ 1' st. : パブロ・モレーノ) 11: オリビエリ |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。第23節サッスオーロ戦の時と同様にペトレッリ選手とBチームに所属するオリビエリ選手の2トップを軸に攻める布陣で試合を迎えます。
試合は16分に GK ロリア選手からのパスを受けたゴッツィ・イウェル選手からボール奪取に成功したベルトリーニ選手が決定機を活かし、エンポリが1点を先制する。
浮き足立ったユベントスは19分にゴール正面右でエンポリに FK を与え、これをモンタペルト選手に決められ、リードを2点に広げられてしまう。反撃に転じたいユベントスだったが、43分に自陣左サイドを突破され、ベラルディネッリ選手のクロスからエコング選手に決められて3点差となる。
バルディーニ監督は後半開始と同時に4選手を交代するも、状況を変えることはできない。
すると、54分にはエンポリの左 CK からゴッツィ・イウェル選手の身体に当たってオウンゴールが発生。ユベントスのビハインドは4点になってしまう。
一矢報いたいユベントスは前がかりになったものの、75分に再び自陣左サイドを突破され、最後はバルデ選手に決められてスコアは 0-5 となる。
結局、試合はこのまま 0-5 で終了。これにより、ユベントスは5試合連続で勝利から見放される結果となってしまった。
なお、バルディーニ監督は試合後に次のようにコメントしています。
フランチェスコ・バルディーニ監督:
「このような日にコメントすることは難しいです。技術・戦術・トレーニング選択に問題があるのではなく、私が主に担当するメンタル的なアプローチが問題です。
明日、私達はこの件を話し合うでしょう。予期されたことですが、罰はありません。今シーズンに私達が見せた良い部分まで捨て去らないように注意深くならなければならないのです」
試合は16分にゴッツィ選手がビルドアップに失敗したことで歯車が狂い、チーム全体が悪循環の流れに飲まれてしまいました。突発的なアクシデントとして割り切ることができていれば、大量失点は食い止められる可能性はあったと思われます。
ミスが出た時や劣勢時にメンタル的な落ち込みがあるのは当たり前です。その際の落ち込み分を少なくしたり、落ち込んでも速やかに切り替えられるかは重要な要素です。
プリマベーラに所属する選手たちは肉体面・技術面・精神面のそれぞれで成長が期待されている状況なのですから、「シーズン序盤戦」と比較してどれだけ成長しているかが評価ポイントです。
プリマベーラの次戦は4月26日に予定されているカンピオナート第26節フィオレンティーナ戦です。良い形でシーズンを締めくくるという意味でも、直近の試合で見せていた内容をどれだけ向上させられるかに注目です。