『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、セリエAに昇格したスパル(SPAL)がマッティエッロ選手を獲得するために選手代理人との会談の場を設ける見込みであるとのことです。
マッティエッロ選手は1995年7月生まれの21歳。ユベントスの下部組織出身で『クラブ育成選手』の条件を満たす選手の1人です。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2014/15 前期:ユベントス 後期:キエーボ |
セリエA | 5 (2) | 0 | 159' |
イタリア杯 | 1 | 0 | 8' | |
プリマベーラ | 1 (1) | 0 | 83' | |
合計 | 7 (3) | 0 | 250' | |
2015/16 キエーボ |
セリエA | 1 (1) | (1) | 90' |
合計 | 1 (1) | (1) | 90' | |
2016/17 ユベントス |
プリマベーラ | 7 (7) | 2 (4) | 630' |
合計 | 7 (7) | 2 (4) | 630' |
マッティエッロ選手がトップチームデビューをしたのは 2014/15 シーズン第11節パルマ戦でのこと。6-0 とワンサイドゲームになっていたこともあり、マルキージオ選手との交代で左 SB に入る形で投入されました。
シーズン後半戦はキエーボに期限付き移籍。右 SB としてポジションを掴んだ矢先の第26節ローマ戦でナインゴラン選手と激突し、両足を骨折したことで実質2シーズンを棒に振ることになりました。
今季はトップチームでの出場機会はなかったのですが、プリマベーラで7試合に出場していますので怪我は癒えたと言えるでしょう。
移籍先の有力候補として名前が出た SPAL (スパル)ですが、センプリチ監督が採用した 3-5-2 を軸に今季のセリエBを制した異色のチームです。
スパルがマッティエッロ選手に関心を示した理由は左 WB の人材を確保する必要があるからでしょう。そのポジションを争っていたデル・グロッソ選手(34)はアタランタに、フィリッポ・コスタ選手(22)はキエーボにそれぞれ戻ることになっているからです。
そのため、後任者として両サイドでプレーできるマッティエッロ選手に興味を示しているのでしょう。マッティエッロ選手にはスパルの他にエリス・ベローナやボローニャが関心を示していると伝えられています。
『クラブ育成選手』の資格を満たすマッティエッロ選手に対し、どのクラブで成長を促すのか。ユベントスの決断に注目です。