2018 ロシアW杯出場を賭けた最後の戦いが行われており、ユベントスからも複数の選手がプレーオフを戦う代表チームに招集されています。これがアッレグリ監督の頭痛の種になっていることでしょう。
疲労を溜め込んで帰ってくることが予想される選手は以下のとおりです。
イタリア代表 (PO: スウェーデン戦) |
ブッフォン、バルザーリ、キエッリーニ、ルガーニ、ベルナルデスキ (第1戦:10日、第2戦:13日) |
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クロアチア代表 (PO: ギリシャ戦) |
マンジュキッチ (第1戦:9日、第2戦:12日) |
スイス代表 (PO: アイルランド戦) |
リヒトシュタイナー (第1戦:9日、第2戦:12日) |
モロッコ代表 (コートジボワール戦) |
ベナティア (11日:アウェイ戦) |
コロンビア代表 (F: 韓国・中国戦) |
クアドラード (第1戦:10日、第2戦:14日) |
ヨーロッパのプレーオフに招集されているのは7選手。代表チームでも主力と位置づけられており、ほとんどの選手が肉体的・精神的に疲れて戻ってくることが予想されます。
また、韓国と中国で親善試合を行うコロンビア代表に招集されたクアドラード選手はAマッチデー最終日に中国での試合を行うスケジュールであり、19日に行われるサンプドリア戦で先発起用することは難しいと言えるでしょう。
ユベントスは11月の代表戦が終わった後の1ヶ月はプライオリティーの高い試合が多くあります。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
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国際Aマッチデー(11月6日〜14日) | |||
Serie A | 13 | 11月19日 | サンプドリア 対 ユーヴェ |
UEFA CL | 05 | 11月22日 | ユーヴェ 対 バルセロナ |
Serie A | 14 | 11月26日 | ユーヴェ 対 クロトーネ |
Serie A | 15 | 12月3日 | ナポリ 対 ユーヴェ |
UEFA CL | 06 | 12月5日 | オリンピアコス 対 ユーヴェ |
Serie A | 16 | 12月10日 | ユーヴェ 対 インテル |
Serie A | 17 | 12月17日 | ボローニャ 対 ユーヴェ |
Serie A | 18 | 12月23日 | ユーヴェ 対 ローマ |
Serie A | 19 | 12月30日 | ベローナ 対 ユーヴェ |
ナポリ、インテル、ローマとの直接対決が控えているため、アッレグリ監督が前日会見で「11月の代表戦が終わってからが本当のシーズン」と述べたことは正しいと言えるでしょう。
その際、好調サンプドリアとの一戦をどう乗り切るかがポイントとなります。
アッレグリ監督はイタリア代表に招集された選手に対し、「プレーオフが終わった後に休養を与える」と発言したこともあります。数日のオフを与え、木曜日か金曜日に合流し、サンプドリア戦の出場を見合わせた上でバルセロナ戦に照準を合わせるという形も考えられることです。
ただ、10月の代表戦明けのラツィオ戦は完全に失敗と言えるものでした。アッレグリ監督が代表チームから戻ってきた選手たちの状態を上手く管理し、結果を手にすることができるのかに注目です。