フランスの『フットメルカート』がレミナ選手へのロングインタビュー記事を掲載し、その中で出場機会を希望したことからイタリアメディアがレミナ選手の去就に注目しています。
レミナ選手は今季前半戦はマルキージオ選手の長期離脱の関係もあり、一定の出場機会は得ていました。しかし、リヨン戦で退場となったことから状況が悪化し、後半戦は序列が下がる結果となりました。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2016/17 | セリエA | 19 (8) | 1 (1) | 899' |
UEFA CL | 7 (3) | 0 | 270' | |
イタリア杯 | 2 | 0 | 16' | |
SuperCoppa | 1 | 0 | 41' | |
合計 | 29 (11) | 1 (1) | 1266' | |
全試合 | 57 | ー | 5160' | |
セリエA 第21節以降 (出場時間率:11.7%) |
セリエA | 9 (2) | 1 | 263' |
UEFA CL | 4 | 0 | 36' | |
イタリア杯 | 2 | 0 | 16' | |
合計 | 15 (2) | 1 | 315' | |
全試合 | 30 | ー | 2700' |
アッレグリ監督がシーズン前半で使ってきた 3-5-2 や 4-3-1-2 では中盤センターは3枠だったことに対し、4-2-3-1 では2枠であり、その影響を大きく受けた選手の1人と言えるでしょう。
23歳という年齢を考えると、出場機会を求めるのは自然なことです。ただ、現状はレミナ、ストゥラーロ、リンコンで中盤センターの4番手を争っている状況であり、(来季はターンオーバーが多くなったとしてもシステム的に)チャンスを得ることは簡単なことではありません。
インタビューではバレンシアからの関心についてのコメントを述べています。ただ、社交辞令的なコメントとなることが一般的であり、「レミナ選手が出場機会をどの程度求めているのか」に集約されることになります。
ユベントスがマルセイユからレミナ選手を獲得する際に費やした移籍金は約1000万ユーロ。2年分割払いであり、今夏に支払いは終了します。
“伸びシロ” を考慮すると、2000万ユーロ前後の移籍金が提示されるのであれば、2020年までの契約があるレミナ選手の移籍にも応じる可能性が高いと思われます。
ザザ選手の移籍でバレンシアとの間にはコネクションがありますが、移籍金を考えると放映権料で潤っているプレミア勢が移籍先の本命でしょう。レミナ選手の去就に注目です。