ユベントスは公式サイト上でメディ・ベナティア選手が退団し、カタールのアル・ドゥハイルに移籍することが決定したと発表いたしました。
発表されたプレス・リリースの内容は以下のとおりです。
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選手メディ・ベナティアに関する
アル・ドゥハイルとの最終合意事項
アル・ドゥハイルとの最終合意事項
トリノ、2019年1月28日 ー ユベントス・フットボールクラブはアル・ドゥハイル SC と選手メディ・ベナティアの登録権を移転させることで合意いたしました。費用は800万ユーロで2019年10月までに2回分割で支払われ、特定の契約条件を満たした時点で200万ユーロが加算されます。
この取引による経済的な影響はユベントスには発生いたしません。
大方の予想どおりにベナティア選手がチームを離れました。ベナティア選手がユベントスで記録した出場成績は下表のとおりです。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2016/17 (出場時間率:28.2%) |
セリエA | 15 (14) | 1 | 1183' |
UEFA CL | 5 (2) | 0 | 183' | |
イタリア杯 | 1 (1) | 0 | 90' | |
合計 | 21 (17) | 1 | 1456' | |
2017/18 (出場時間率:54.3%) |
セリエA | 20 (19) | 2 | 1754' |
UEFA CL | 8 (7) | 0 | 565' | |
イタリア杯 | 3 (3) | 2 | 262' | |
SuperCoppa | 1 (1) | 0 | 56' | |
合計 | 32 (30) | 4 | 2637' | |
2018/19 前期 (出場時間率:24.0%) |
セリエA | 5 (5) | 0 | 450' |
UEFA CL | 1 (1) | 0 | 90' | |
合計 | 6 (6) | 0 | 540' |
ベナティア選手は2016年夏にバイエルンから期限付き移籍で加入し、翌17年には完全移籍となり、2年半に渡ってユベントスで活躍しました。ただ、出場時間からも分かるように「ボヌッチ選手の出戻り」の影響を最も大きく受けた選手と言えるでしょう。
なお、移籍金の800万ユーロはユベントスがバイエルンから2017年に2年分割1700万ユーロで獲得しており、その分と相殺されることから、経済的な効果・影響はないと報告される形となっています。
ベナティア選手の新天地であるカタールのアル・ドゥハイルは「モウリーニョ監督の右腕」として知られるルイ・ファリア氏が監督を務めています。出場機会を求めるベナティア選手が新天地で活き活きとしたプレーを見せてくれることを期待したいと思います。