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【招集メンバー】 2016/17 セリエA第13節 ユベントス対ペスカーラ

 ユベントスは公式サイト上でセリエA第13節ペスカーラ戦に向けた招集メンバー20選手を発表しました。招集された選手一覧は下表のとおりです。

画像:ペスカーラ戦に向けたトレーニングを行うユベントスの選手たち
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表1:招集メンバー(2016/17 セリエA第13節 ペスカーラ戦)
  選手名
GK 1: ブッフォン、25: ネト、32: アウデーロ
DF 3: キエッリーニ、12: アレックス・サンドロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ、26: リヒトシュタイナー、33: エヴラ
MF 5: ピアニッチ、6: ケディラ、8: マルキージオ、11: エルナネス、18: レミナ、22: アサモア、27: ストゥラーロ
FW 7: クアドラード、9: イグアイン、17: マンジュキッチ、34: モイーズ・ケーン

 キエッリーニ選手が招集メンバーに復帰した一方で、ひざに痛みを抱えるベナティア選手と休養が与えられたダニ・アウベス選手がメンバーから外れることになりました。

 代表戦を終えた直後の試合でもありますので、休養を与えたい選手に負荷がかからない状況で勝点3を掴み取れるかがポイントになることでしょう。

 

【先発予想:3-5-2】
  GK: ブッフォン
  DF: ルガーニ、ボヌッチ、エヴラ
  WB: リヒトシュタイナー、アレックス・サンドロ
  MF: ケディラ、エルナネス(マルキージオ)、ピアニッチ
  FW: イグアイン、マンジュキッチ

 キエッリーニ選手は招集メンバーに入りましたが、復帰直後の試合で再負傷している経緯を考慮すると、エヴラ選手が左CBで起用される可能性が高いと言えるでしょう。南米予選に参加した選手で先発するのはイグアイン選手だけになることが濃厚です。

 

 対するペスカーラは 4-3-1-2 を軸に戦ってきましたが、トップ下を担当していたヴェッレ選手が招集外となったため、システムを変えてくることが予想されます。

 キエーボのように 3-5-2 を用いたミラーゲームでのハイプレスで追い込むか、4-1-4-1 でスペースを消すかのどちらかが有力です。率いる監督がミラン出身のマッシモ・オッドであること、3-5-2 はWBでの争いで後手に回るとピンチに陥ることから、4バックの確率が高いと思われます。

 ペスカーラが 4-1-4-1 を選択するのであれば、アンカーの両脇でボールを受けることができるかで攻撃のリズムが変わってきます。このスペースをイグアイン選手やピアニッチ選手がどれだけ有効に利用できるかが得点シーンに大きく影響を及ぼすことでしょう。

 守備についてはカプラーリ選手とマナイ選手というインテルからのローン加入組がCFで攻撃を牽引する形が中心です。昨季はラパドゥーラ選手が担った個人突破などの役割を担当していますので、彼らにボールが入った時点でプレーを制限することがユベントスの守備陣には求められることになります。

 

 代表戦直後の一戦で、チャンピオンズリーグの大一番が次節に控えるという集中力が切れがちになりやすい試合をどういった内容と結果で乗り切るのか。アッレグリ監督の手綱捌きに注目です。