セリエA第13節ペスカーラ戦を翌日に控え、アッレグリ監督による前日会見が行われました。会見の概要を紹介いたします。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「イグアインは明日プレーします。昨日、リカバリーに励みましたし、良い状態で戻ってきましたからね。
明日の試合ですが、代表戦明けの試合はいつも危険なものになります。ペスカーラを過小評価すべきではないですし、彼らは不運にも結果が伴わない試合もありました。それだけ注意を払い、試合に臨まなければなりません。
クリスマス休暇までの目標は次の3つです。1つ目はチャンピオンズリーグの決勝ラウンドに進出すること。2つ目はリーグ首位の座をキープすること。3つ目はスーペル・コッパを勝ち取ることです。
マルキージオは良好です。トレーニングもしています。今日のトレーニング後に起用するかを決断しなければなりません。
キエッリーニについても起用可能かを見極める必要があります。ピアツァは時間が必要です。ディバラは1ヶ月前に負傷し、再発はありませんでしたが、時間を要するでしょう。バルザーリは欠場、ベナティアはひざに痛みがあり、状態を見なければなりません。
ピアニッチが左MFとしてプレーするなら、逆サイドの選手はやや広い範囲をカバーすることが求められます。ピアニッチはそうしたタイプの選手ですし、ベストなプレーができるポジションに置くことは普通のことです。
キエーボ戦では良い内容でしたし、インサイドでもそのようなプレーを期待できるでしょう。ただ、多くの試合にプレーしていますので、起用できるかを見極める必要があります。
モイーズ・ケーンは成長中ですし、成長する時間を与えなければなりません。心理的にも、メンタル的な期待でも、フィジカル的なエネルギー消費においても、プリマベーラとは全くの別物なのです。
まずは試合の成り行きを見守る必要があります。大事なことはプレーする準備ができていることです。
リヒトシュタイナーは良いトレーニングをしていますし、指名された時は良いプレーをしています。不幸にもリストに加えることはできませんでしたが、それが影響するものは何もないことは彼がピッチ上で示しています。
準備ができているなら、1月にリスト入りする可能性は十分にあることを意味しています。
ダニ・アウベスは休養とエネルギーチャージに数日が必要です。代表チームに参加した選手には休みを与えることが欠かせませんし、チームには技術的・戦略的にも同じプレーレベルを保証できる選手がいることも要因です。
ルガーニは素晴らしい選択肢です。ダニエレは人間性の観点で大きく成長しており、まだ成長の余地があります。また、技術面でも成長しています。ユベントスと代表チームにとって重要な選手になるでしょう。
フットボールでは同じ時間を共有することで互いの理解が進むと私は思います。イグアインとマンジュキッチの関係についても同じことが言えるでしょう」