UEFA ユースリーグの関係で金曜日に開催されたカンピオナート・プリマベーラ第8節キエーボ戦はキイエ選手の得点によって 0-1 でキエーボに軍配が上がりました。

試合に出場したユベントスの選手は以下のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: デル・ファベロ |
DF | 2: センペリーニ(→ 34' st. 19: ゼチリ) 4: ムラトーレ (C) 3: ヴォリャッコ 7: ロジェリオ |
MF | 8: ボヴェ 5: トゥレ(→ 12' st. 18: カスタノス) 6: カリガラ(→ 12' st. 20: クレメンツァ) |
FW | 10: モスティ 9: モルゼッリ 11: レリス |
得点欠乏症に陥っているユベントスのグロッソ監督は3トップで、ゴールをこじ開ける狙いを持ったメンバーをピッチ上に送り出します。
試合はユベントスが良い形で入ることに成功。10分にスルーパスに反応したモルゼッリ選手がエリア内で倒され、PKを獲得します。
これをモルゼッリ選手がGKの飛んだ方向とは逆の右下に蹴り込むも、ボールはポストに嫌われ、絶好の先制機を逃す結果になってしまいます。すると、一瞬の隙を突いたキエーボが先制に成功します。
31分、センターライン付近で上手く入れ替わったヴィニャート選手が右サイドを持ち上がり、中央にグラウンダーのクロス。これを走り込んだキイエ選手が合わせ、カウンターからキエーボが先手を奪います。
ユベントスも左サイドからのクロスでチャンスを演出するも、GKを脅かすほどのシュートを打つことはできず、前半を1点ビハインドで折り返します。
後半も、ポゼッションで上回るユベントスが得点のチャンスを作ろうとする一方で、キエーボはカウンターで追加点を狙うという構図で時間が経過します。しかし、65分のクレメンツァ選手のシュートはGKにセーブされるなど、ゴールネットを揺らすことはできず。
キエーボは75分にデパオリ選手が退場となってからは守備を最優先し、76分のボヴェ選手のFK、89分のゼチリ選手のダイビングヘッドはいずれもGKコンフェンテ選手がセーブすることに成功。
結局、アディショナルタイムに訪れた2度の決定的な場面も阻止することに成功したキエーボが 0-1 で勝利することになりました。
これで、ユベントス・プリマベーラは公式戦3連敗。いずれも無得点であることが大きく影響している状況です。
グロッソ監督は「良いプレーをしたが、PKの件もあり、結果が伴わなかった」とコメントしています。ゴールを決めることができていないことが、チーム全体への大きなプレッシャーになっているものと思われます。
次節は11月22日に行われる UEFA ユースリーグのセビージャ戦。アウェイでの厳しい一戦になることが予想されますので、選手たちがどれだけ開き直ることができるかが鍵になると言えるのではないでしょうか。