ユベントスは公式サイトでポール・ポグバ選手がマンチェスター・ユナイテッドに移籍したことを発表しました。
クラブからの公式声明文（ＰＤＦ）は以下のとおりです。
マンチェスター・ユナイテッドとの合意
トリノ、2016年8月9日 - ユベントス・フットボールクラブは選手ポール・ポグバの登録権を２年分割1億500万ユーロでマンチェスター・ユナイテッドに譲渡したことを報告いたします。なお、契約期間内に一定条件を満たした場合、購入価格は500万ユーロ上昇することとなります。
この取引により財政面で7260万ユーロのポジティブな影響をもたらすと見積もっております。
１億ユーロを超える移籍金が発生する取引となり、7000万ユーロ超のプラス効果を財政的にもたらすことは大きいと言えるでしょう。代理人のミーノ・ライオラ氏への手数料をどちらのクラブが支払うことになっているのかが興味深い点です。
ポグバ選手が抜けた穴は大きいと予想されますが、裏を返せば、中盤の１枠が空くことを意味しており、出場機会に飢えている選手はモチベーションを高める絶好の動機となるはずです。ポグバ選手がチームに残した移籍金をどう活用するかが鍵になるでしょう。
ちなみに、ポグバ選手は自身のインスタグラムにお別れのメッセージを投稿していましたので、概要を紹介します。
マンチェスターで学んでいた18歳の時にクラブと自分が下した決断は適切なものでした。今、戻る時であり、オールドトラッフォードで前に進むため、ここにいるのです。
ユベントスはいつも私の一部であり、寂しく思います。クラブ、チーム、そしてサポーターを愛していますし、感謝しています。この決断を皆さんが尊重してくれることを希望します。
ユース時代を過ごしたユナイテッドでポグバ選手がどういったプレーを見せるかが楽しみです。バロンドールを獲得できるような成績を残す選手になって欲しいと思います。
