『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスはポグバ選手への獲得オファーは5月末頃(22〜25日)までのみ受け付ける方針を固めたとのことです。
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6月からユーロ2016が始まるため、ポグバ選手の去就が不透明であることは望ましいことではありません。そのため、ユベントスとしてはフランス代表の合宿が始まる前までに「残留か、移籍か」をはっきりさせておきたいという希望を持っているのでしょう。
仮にポグバ選手が残留を決断した場合、ユベントス側は年俸650万ユーロにまで昇給した契約延長をオファーすると『ガゼッタ紙』は報じています。
提示金額だけで比較すると、1000万ユーロを超える年俸額を用意できるクラブからは見劣りすることは事実です。この点をポグバ選手や代理人のミーノ・ライオラ氏がどう評価するかがポイントと言えるでしょう。
アッレグリ監督は「1億ユーロよりも、ポグバ残留が望ましい」とコメントしていることもあり、クラブは提示できる最大限のオファーを出しています。
仮にポグバ選手が移籍を決断したとしても、できる限りのことをクラブとして行っていれば、切り替えもしやすいと思われます。ユベントスにとって大事なことは「ポグバ選手の移籍金をどのように使うか」ということですから、メディアを賑わすネタになることだけは確かだと言えそうです。