『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ポグバ選手の獲得を狙うマンチェスター・ユナイテッドが具体的な獲得オファーをユベントスに提示したとのことです。
ポグバ選手が移籍を希望しない限り、ユベントスは交渉の席に着く意図はないと繰り返し表明しています。
『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』はユベントス側がマロッタGMとパラティーチSD、ユナイテッドがウッドワードCEO、代理人のライオラ氏が会談したと報じており、正式な獲得オファーがあったものと見て間違いないでしょう。
ユナイテッドはポグバ選手が要求する年俸額を出すことはそれほどハードルの高いことではありません。したがって、ユベントスが要求する移籍金を本当に捻出することができるかが、唯一の障害となります。
ユベントスが求める移籍金は1億ユーロ以上。これは「移籍金の 20% が選手および代理人に渡す」という紳士協定があるためです。したがって、1億2000万ユーロほどが提示されることが獲得オファーに応じる必要条件となるでしょう。
なお、ポグバ選手は現在マイアミ(アメリカ・フロリダ州)でバカンス中であると自身のインスタグラムに投稿しています。
ちなみに、マンチェスター・ユナイテッドのオーナーであるクレーザー家が保有するNFLのバッカニアーズはタンパベイ(アメリカ・フロリダ州)に本拠地を置いています。フロリダで “何らかの会談” があったとしても不思議ではありません。
ユナイテッド側がユベントスに最初に提示したと言われる移籍金1億100万ユーロは拒否されたと伝えられています。逆にユベントスが「1億2000万ユーロ+ボーナス」のカウンターオファーを提示し、ユナイテッドが本気で獲得する気があるのかを見ている状況と言えるのではないでしょうか。