『ジャンルカ・ディ・マルツィオ.com』によりますと、ユベントスが保有権を持つマウリシオ・イスラ選手にラツィオとフィオレンティーナの2チームが興味を示しているとのことです。
ウディネーゼからユベントスに加入したイスラ選手ですが、チームに上手くフィットできておらず、チリ代表で見せるプレーを披露するまでには至っていません。そのため、契約最終年となる 2016/17 シーズンもユベントス以外でプレーすることになると見られています。
移籍先として名前が上がっているチームはラツィオとフィオレンティーナの2チームです。
ラツィオはマルセロ・ビエルサ氏の新監督就任が濃厚と見られており、ビエルサ氏はイスラ選手の獲得を熱望することで知られています。2014/15 シーズンにマルセイユの監督に就任した時も獲得を希望していましたので、ラツィオ行きの可能性はありえることでしょう。
一方のフィオレンティーナはパウロ・ソウザ監督が率いる3バックを主体にしたチームです。右WBのポジションはベルナルデスキ選手とブワシュチコフスキ選手が担当していましたが、後者はローン移籍で加入していたため、ドルトムントへの復帰しました。この穴を埋める必要があり、イスラ選手に白羽の矢を立てたと言えるでしょう。
実際に移籍が決定するかはクラブ間の交渉次第になると思われます。ユベントスとしては移籍金を獲得したい事情があるため、どのクラブと合意に達するかは不透明です。
ただ、来年でイスラ選手との契約が満了することを考えると、移籍金の額はそれほど高くはならないと思われます。どういった結末を迎えるのか、注目です。