ベルナルデスキ選手の移籍交渉で駆け引きが続くユベントスとフィオレンティーナですが、フィオレンティーナがピアツァ選手とストゥラーロ選手を要求していると『トゥット・スポルト』が伝えています。
ただ、両選手ともにアッレグリ監督からの信頼が厚く、ユベントスが移籍を容認する見込みは低いと言えるでしょう。
ピアツァ選手は10月頃に右ひざの怪我から復帰予定ですが、昨シーズンは継続的に出番が与えられており、今季も同じ立ち位置からスタートすると予想されます。ウィングポジションの存在する 4-2-3-1 がベースとなりますので、重要な「攻撃のカード」になると思われます。
フィオレンティーナは「2年間の期限付き移籍」を希望していると伝えられており、ユベントスにとっては（移籍金を払って獲得したこともあり、）手放す理由はない選手と言えるはずです。
ストゥラーロ選手もアッレグリ監督が期待している選手の1人であり、手放す理由が見当たらない状態の選手です。「ストゥラーロ選手をベルナルデスキ選手の獲得に組み込むと、移籍金が3000万ユーロを下回る」というのであれば、手放すことも選択肢になります。
移籍の現実味としてはストゥラーロ選手の方が高いと思われます。これはユベントスなどのクラブチームのバックステージを紹介する DUGOUT.com が「ストゥラーロ選手とサインした」と7月7日にツイートしたことを “なかったこと” にしているからです。
「DUGOUT.com の手違い」であれば、訂正ツイートがあっても良いのですが、それが存在しないのです。そのため、「ストゥラーロ選手がユベントスから離れる」という可能性が現実にあることを意味していると受け取ることもできます。
ベルナルデスキ選手の獲得にトレードをいう形を使うのか。それとも、金銭での獲得という形を採るのか。ユベントスのフロント陣が下す判断に注目です。
