ユーロ2016準々決勝イタリア戦で負傷交代したサミ・ケディラ選手の診断結果をドイツサッカー連盟が公式サイト上で発表しました。
なお、ユーロの大会中にケディラ選手が復帰できるかの見通しは立っていないとのことです。
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ケディラ選手は左足太もも・内転筋を痛めたとのことで、出場の可能性が潰えた訳ではないと声明で述べています。ただ、準決勝フランス戦が７日（木）、決勝戦が10日（日）に予定されていることを考えると、かなり難しいと言えるでしょう。
『トゥット・スポルト』は「復帰まで２〜３週間は要するだろう」との見立てており、ケディラ選手のユーロは幕を閉じたも同然と報じています。また、ユベントスに合流する時期に遅れが生じる可能性もあり、懸念点として浮上しています。
怪我によって、ケディラ選手は 2015/16 シーズンはあまりプレーすることができませんでした。そのため、「レスターのカンテ選手獲得に本腰を入れるべきだ」ともトゥット紙は書いています。
ケディラ選手の実力は文句のない水準なのですが、“ガラスのＭＦ” となっていることが泣き所です。マルキージオ選手が 2016/17 シーズン前半戦は欠場することを考えると、計算できるボランチは獲得する必要があると言えるでしょう。
レミナ選手やストゥラーロ選手を起用することでクオリティーが保証できると判断すれば、新たに選手獲得に乗り出すことはナンセンスです。チーム首脳陣がケディラ選手の状態を見極め、どう動くのかに注目です。
