ジネディーヌ・ジダン氏を新監督に据えたレアル・マドリードですが、今夏に(大幅な)選手の入れ替えが噂されています。
その中で、『アス』は “ギャラクティコ” に向けた補強の第1段はポール・ポグバ選手になると報じています。
記事によりますと、バルセロナも獲得に熱心であり、バルサの方がアドバンテージを現時点では持っていると伝えています。また、移籍金は1億ユーロがスタート価格になると報じられており、レアルとバルサといった2チームが争奪戦を繰り広げることで大幅に上昇する可能性が残されていると言えるでしょう。
バルセロナは選手代理人のミーノ・ライオラ氏と良好な関係にありますが、費やせる資金に不安が残ります。売上高は大きいのですが、選手年棒も高く、動きたくても動けないジレンマに陥っているのが現状です。
逆にレアルは財政面ではバルサより自由度がありますが、ライオラ氏とレアル首脳陣との関係は微妙です。「選手をタオルのように買い、そして(ボロボロにして)使い捨てる」と真っ向から否定するコメントを出したこともあり、一筋縄では行かないだろうとアス紙は報じているのです。
ちなみに、ポグバ選手は2019年までの契約を有しており、引き抜きに関しては多額の移籍金と選手への年棒が不可欠です。クラブでトップ3に入る年棒を提示できるかが選手と個人合意に至る最初の関門となるでしょう。
ユベントス首脳陣もポグバ選手から移籍希望があれば、引き止めることは不可能だと考えているはずです。「特定のチームに移籍したい」と希望すれば、代理人が障害として立ちふさがることはないと言えるのではないでしょうか。
移籍騒動が本格化するのはシーズン終了後、EURO 2016 が始まってからになると思われます。
Real Madrid: Zidane propone a Pogba como su primer fichaje Galáctico | Liga BBVA | AS.com