フィオレンティーナ戦にも勝利し、リーグ戦6連勝となったユベントスの監督/選手たちの試合後コメントを紹介します。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「私はユベントスが良い時期を過ごしているとだけ言うことができます。我々はクリスマス前までにコッパ・イタリアとリーグ戦をそれぞれ1試合ずつ残しているのです。
これまで大きく引き離されていましたが、クリスマス休暇前にさらにポイントを詰めることが重要になるでしょう。
この瞬間、チームは非常に良いプレーができています。ですが、テクニック面で改善すべき点がありますし、少ないですがミスも犯しています。6節前の順位では上位に近づくことは簡単なことではありませんでした。セリエAで6連勝をするということはそれだけ難しいことなのです。
私はプレシーズンの時からインテルが本命の1つだと述べてきました。彼らは多額の投資をしていますし、それに経験豊かなコーチが率いているからです。4ポイントのリードも持ち首位に立っていますから、そのことからも本命なのです。
ユーヴェは自分たちの過程に従わなければなりませんし、他のチームのことは関係ありません。タイトルを掴み取るためにはまだ多くのポイントが必要ですし、我々は1歩ずつ歩みを進めなければならないのです。我々は始めにミランに追いつき、それからローマにも追いつきました。今、ナポリやフィオレンティーナをも追い抜ける位置にまで来ました。
インテルを追い抜くにはもう少し時間を要することでしょう。
ニコラ・カリニッチは前半だけで60本ほどのスプリントを行いました。ですが、我々は彼らをうまくブロックし、PK を除けば、枠内シュートを許しませんでした。
その一方で、ユーヴェは3点の他にも幾度となくチャンスを作り、相手 GK にセーブを強いました。我々はこの試合でフィオレンティーナの強みであるボルハ・バレロやヨシップ・イリチッチの創造性を押さえ込む良い準備ができました。
時間が経過するにつれ、フィオレンティーナは疲労を蓄積し、我々は尻上がりに調子を上げスペースを活用したのです。
パウロ・ディバラは重要な選手ですし、大事な存在になっています。彼は戦術面と精神面で大きな進歩を見せています。パレルモ時と比べると、ユベントスではその2点が非常に難しいことだからです。
ポグバの課題はイージーだと思える時にリラックスし、手を抜きすぎることです。ヒール?ヒールを扱うのは靴屋だけですよ」
ファン・クアドラード選手:
「遠い方のポストにサミ・ケディラが見えたので、頭で彼につなごうとしたら奇妙な軌道を描きゴールとなりました。きっと、この髪型が助けてくれたのでしょうね!彼は笑ってましたよ。
早い時間にゴールを許してしまってから、私達は良い反応ができました。私達は勝利を熱望していますし、私は最後には勝利できると思っていました。
トリノとのダービー戦後にすべてが変わりました。あの勝利の後、私達のポイントに対する欲求はますます強くなるばかりです。
希望は首位に近づくことと、順位を可能なだけ高めることです。私達は非常に上手くやっていますし、この試合がファイナルだという姿勢ですべての試合に臨む態度を維持しなければならないのです」
パウロ・ディバラ選手:
「ディフェンダーが私にすばやく寄せて来るのは見えていました。ですので、自分がおとりになれば、彼が決めてくれると感じていましたし、得点するためのスペースもありました。
ゴールを決めれたことはすばらしいことです。ですが、私達が重要な勝利を得ることができたことが素敵なのです。
私達は継続しなければなりませんし、正しいレーンに戻りました。遅れを取りましたが、コーチが言っていたように私達は上位に近づいてきました。彼の意見は正しかったのです。クリスマス前までにリーグ戦はあと1試合が残っているのです。
今日、私達はすばらしいフットボールをするチームに勝ちました。勇気と決意が私達に勝利を呼び込んだと言えるでしょう」