フロジノーネ戦で呼吸困難を訴え、病院に搬送されていたリヒトシュタイナー選手ですが、ユベントス公式サイトは30日以内の復帰が見込めることを発表しました。
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発表内容によりますと、呼吸困難の原因は心臓の不整脈にあり、手術による治療が勧められたとのことです。また、本日グイダ医師によるアブレーション手術が行われ、30日以内に復帰することが期待されることも明らかにされています。
以前の記事で『ガゼッタ紙』が「思っていたより症状は深刻なのかも」と指摘していた内容は正しかったようです。
ただ、早期発見により1ヶ月ほどで戦列に復帰できる見込みが立ったことは非常に大きいと言えるでしょう。
日本不整脈外科研究会のホームページによりますと、リヒトシュタイナー選手に施術されたと思われるカテーテルアブレーションは次のような手法とのことです。
高周波カテーテルアブレーションは、カテーテルの先端から高周波による熱エネルギーを不整脈の発生起源やリエントリー回路に加えることにより、薬剤抵抗性の頻脈性不整脈、期外収縮を根治させる治療法です。
(中略)
カテーテルアブレーションの最大の利点は、薬物療法と異なり根治療法であるという点です。通常の症例では、3-4日間の入院で施行可能であり、早期社会復帰も可能です。
“根治” が見込めるということは余計な不安を抱かずに済むため、ポジティブに考えることができるでしょう。11月の代表ウィーク前後には元気なリヒトシュタイナー選手がピッチに立っていることを期待したいと思います。
Forza Steph!!