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イタリアオリンピック委員会、ユベントスからの異議申し立てを却下

 昨シーズン、トリノホームで行われたダービー戦での “紙爆弾騒動” についての処分異議申し立てを行っていたユベントスの上訴を退けるとイタリアオリンピック委員会(CONI)はホームページ上で発表しました。

画像:CONI(イタリアオリンピック委員会)
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 ユベントス側はブラックリストに入っている人物をスタンドに入れたのは試合主催者のトリノFC であり、その人物がユベントスセクションから “紙爆弾” を投げ込んだ責任をユベントスが背負わされるのは到底納得できないと訴えていましたが、CONI はその訴えを認めませんでした。

 CONI がユベントス側の訴えを退けたことで、第3節のキエーボ戦はユベントススタジアムの南スタンド(Curva Sud)が閉鎖されることになります。

 おそらく、ガラ空きのままで試合をするのでなく、地元・トリノで生活する少年少女たちを無料でスタンドに招待することになると思われます。処分が執行されていれば、昨シーズンのホーム最終戦で行われていたと思われるイベントの日程がスライドするだけになるのではないかと予想されています。

 

 今回の CONI による裁定ではブラックリストに入っている人物をセキュリティチェックで弾き出せなかったトリノには大きなペナルティはありません。

 今シーズンから試合前にセリエAのアンセムを流したりとイメージアップにリーグとして取り組んでいますが、スタジアムの入場検査がまともに機能している様子が見られなければ、徒労に終わるリスクがあります。

 問題人物をスタジアムに入れてしまうことのリスクをリーグとしてもう少し真剣に考える必要があると言えるでしょう。