攻撃陣が得点を決められなかったということで FW 陣それぞれのスタッツを調べてみました。
コマン、マンジュキッチ、ディバラ選手たちの成績は下表のとおりです。
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コマン | マンジュキッチ | ディバラ | |
---|---|---|---|
パス本数 | 22 | 21 | 9 |
ショートパス | 22 | 20 | 8 |
ロングパス | 0 | 1 | 1 |
パス成功率 (相手陣内) |
90.9% (84.6%) |
47.6% (47.4%) |
77.8% (60%) |
1対1勝敗 | 5 - 3 | 8 - 3 | 5 - 4 |
空中戦勝敗 | 2 - 2 | 4 - 1 | 1 - 1 |
クロス成否 | 2 - 2 | ー | 3 - 2 |
シュート本数 | 3 (1) | 4 (0) | 0 (0) |
コマン選手のパス成功率が他の2選手と比べて図抜けていることがスタッツから読み取れます。しかし、この試合でコマン選手が見せたパフォーマンスに対する評価は芳しくありません。
その理由はコマン選手がどの方向にパスを出していたかを見ると一目瞭然です。
最前線でプレーしたにも関わらず、後方へのパスが 27.3% となっています。これではパス成功率が高くて当然でしょう。
一方のマンジュキッチ選手はパス成功率が半分以下なのですが、ポストプレーでのヘディングは “パス” にカウントされるのですから、味方につながらなければパス失敗と判断されるからだと言えます。
GK を脅かすような枠内シュートを撃てなかった FW 陣への評価はいずれも団子状態であり、シュート(やアシスト)以外の項目で評価が分かれたことが大きいと結論づけることができるでしょう。