ジョレンテ選手の去就については度々メディアを騒がしていますが、キングスレー・コマン選手も同様に去就が不透明になっています。
現時点で報じられた移籍先のチームと、移籍の可能性について記載したいと思います。
まずユベントスの姿勢ですが、19歳のコマン選手を手放すつもりはありません。出場機会が確保される前提でのレンタル移籍であれば容認する姿勢を採っています。
獲得に名乗りを上げたと言われているアーセナルや1200万ユーロを提示したと報じられたバイエルン行きは起こりえないことと言えるでしょう。ユベントスはバイエルンからのオファーは断ったと『ジャンルカ・ディ・マルティオ』が伝えています。
バイエルンがウィンガーを探しているのは昨シーズンの中盤にロッベン選手とリベリー選手がそろって負傷離脱したことにあります。モッジGMの時代なら、コマン選手とゲッツェ選手の交換トレードぐらいのウルトラCが水面下で進んでいたことでしょう。
現実味のあるレンタルですが、ボローニャ、ジェノア、パレルモ、サッスオーロが候補となっています。
この中でパレルモはディバラ選手を獲得する際にコマン選手のレンタルもオファーしていたのでしょうが、ゴルダニガ選手の共同保有権を譲渡しただけでしたので移籍先候補からは外していいでしょう。また、ボローニャも残留を第一目標となるためベテランを中心とした起用になる可能性が高く、若手選手の移籍先としては疑問符が残ります。
サッスオーロはザザ選手のポジションが、ジェノアはニアン選手のポジションが空きになっていますのでコマン選手が代わりを務めることは十分に可能でしょう。
ユベントスに留まるよりも出場機会が確保されるのであれば、1年間のシーズンローンは多いに考えられることだと言えると思います。