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【移籍のウワサ】 ユベントス FW 陣は総入れ替え?

 2015年夏の移籍市場で選手が高額で引き抜かれるとすれば、ユベントスモナコからでしょう。どちらのチームもソリッドな戦い方をチャンピオンズリーグで見せましたし、資金力の面で欧州トップクラスから少し下になるからです。

テベスの去就は如何に?

 ユベントスの FW 陣については、加入したディバラ選手以外は移籍報道が盛んに取り上げられており、2015/16 シーズンの FW の軸が見えていない状況となっています。

 FW 登録の選手たちの状況を整理しておくことにしましょう。

1:テベスは残留するのか

 今シーズンの MVP を決めるなら、間違いなくテベス選手が選出されることでしょう。それだけの活躍は存分にしてくれました。ですが、契約が2016年までなので、このことが移籍の噂に拍車をかけています。

 ユベントスは1月の時点で契約延長のオファーをテベス選手に提示しましたが、延長には到りませんでした。そのため、PSG が提示したと報じられる規模のオファーを再度出すつもりはないでしょうし、アトレティコが獲得の可能性を探って来ても妨害する気はないものと思われます。

 マロッタGMも「選手次第であり、決断を尊重する。選手との間に問題はない」と発言していますので、テベス選手がどういう身の振り方をしたいのかという点で今後が決まることになるものと言えるでしょう。

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2:モラタの買い戻し可能期間はいつなのか

 モラタ選手の周囲が騒がしい理由はレアル・マドリードが買い戻し条項を持っているからです。その時期がいつなのかが不明瞭なのが移籍の噂を活発化させています。

 スペインでは2015年と2016年と盛んに報じられていますが、イタリアでは2016年と2017年だと言われています。『3000万ユーロで買い戻せる権利』を行使する理由はその選手の価値が3000万ユーロ以上であればあるほど強くなります。レアルが『2000万ユーロで売却した選手』が1年で3000万ユーロ以上の選手になると見ていたかが鍵でしょう。

 レアルの監督に就任したベニテスが「ファンから愛されているモラタを起用した方が結果が伴わなかった時の理由付けの1つになる」という考えを持っているからなのではないかと邪推することもできます。

3:ジョレンテの処遇

 2013年1月に2017年夏までの4年契約を結んだことを発表が発表されたジョレンテ選手ですが、モラタ選手の台頭によって出場機会が減っているという現状があります。

 カウンター主体のチームではポストプレーターゲットマンといった彼本来の良さを活かすことは難しいのですが、ロングボールが攻撃のオプションとなっているチームでは軸となる選手と見なされるでしょう。ユベントスとしてはフリーで獲得した選手であるだけに、もし獲得したいというチームが現れれば交渉の席につくと思われます。

4:マトリは来シーズンはどこか

 MLSトロントに移籍したジョビンコ選手の代役として1月に加入したマトリ選手でしたが、コッパ・イタリア以外ではインパクトを残すことはできませんでした。

 ミランが保有権を持った状態で今シーズンはジェノアユベントスでプレーしており、レンタル期間が満了したことによってミランに戻ることとなります。フリーで獲得できる状況でなければ、ユベントスが移籍金を支払ってでも獲得すべき選手という位置づけではないでしょう。従って、マトリ選手が白と黒のユニフォームを身に纏う可能性はかなり低いものと思われます。