現地4月29日に開催予定のセリエA第33節ユベントス対フィオレンティーナ戦に向けてのアッレグリ監督の前日会見が行われました。概要は次のとおりです。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「フィオレンティーナはリーグ戦3連敗から抜け出したいと思っているでしょう。彼らはセリエAでもヨーロッパの舞台においても良いチームです。明日は難しい試合になるでしょうが、タイトルを勝ち取るために我々は3ポイントを獲得しなければなりません。
トリノ戦での我々のパフォーマンスはここ最近でのベストの1つでしたが、結果には反映されませんでした。我々はレアル・マドリードのことを考えていませんし、フィオレンティーナ戦に向けて我々ができるベストの準備をしなければなりません。明日は別の良い形を示すことができるよう期待しています。
テベスは良い状態です。彼は明日プレーすると思いますよ。今日と明日の朝のトレーニングでフィオレンティーナ戦のスターティングメンバーを決定するつもりです。
我々は自分たちのことだけを考える必要があり、(スクデットが数字上確定する)4ポイントをできるだけ早く獲得する必要があります。対戦相手に関係なく、私は出場可能な選手の中からフォーメーションを選択します」
フィオレンティーナは勝ち点49でリーグ戦は6位に位置しています。4位ナポリが勝ち点56、5位サンプドリアが同50と来期のヨーロッパ行きを賭けて激しい戦いを繰り広げている真っ最中でもあります。
リーグ戦の成績だけを見れば、フィオレンティーナは3連敗中と不振に喘いでいるように見えます。ですが、その中でヨーロッパリーグの準々決勝を勝ち抜けていますので実際はヨーロッパのコンペティションに力を注いでいたと見るべきだと思われます。明日の試合ではマリオ・ゴメス、サラー、ホアキンの3トップで大一番に挑んで来るのではないでしょうか。
ロベルト・バッジョが移籍してからフィオレンティーナはユベントスを目の敵にしていますので、相手は間違いなく気合い十分で戦い姿勢を全面に出して来ることが想定されます。どのような試合運びをするかが鍵となる試合になるでしょう。