NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

【前日会見】チャンピオンズリーグ モナコ戦 1st leg

 ユベントスからチャンピオンズリーグ・モナコ戦の前日会見に出席したのはマッシミリアーノ・アッレグリ監督とジョルジョ・キエッリーニ選手でした。インタビューの概要は次のとおり。

会見に出席したキエッリーニ選手

キエッリーニ選手:
 「私達はパルマ戦に勝利した方が明らかによかったのですが、モナコ戦にはその影響はないでしょう。パルマ?何試合もプレーしていれば、起きる可能性のあることです。今私達の前には非常に大事な1週間が待ち構えています。

 私達はモナコに敬意を払ってプレーするでしょう。彼らが脅威であることは十分に理解していますし、モナコ戦への準備はできていると感じています。モナコには若手のスター選手と国際舞台での経験がある選手がそろっています。彼らはリーグ1でも強固なディフェンスを持っていることを示しています。

 個人的に(アンドレア・)ラッジのことは良く知っています。私達は U-21 で共にプレーしていましたから。彼は非常に上手くなり、モナコでチャンスをつかみ取りました。

 ユベントスの価値を証明する準備はできています」

 

アッレグリ監督:
 「バルザーリとピルロの状態は良好であり、テベスとブッフォンは完全に回復しています。ポグバはモナコとのセカンドレグにも間に合わないでしょう。

 モナコがグループステージで敗れたのは1度だけです。それほどチャンスに恵まれることはないでしょう。彼らはよく組織されており、素晴らしいコーチもいます。我々はここ2試合で犯したミスを出さないようにガードをする必要があります。

 我々がドルトムント戦で見せたのと同様のインテンシティーを伴ったプレーができなければ、モナコとの2試合は我々にとってタフなものになるでしょう。エヴラはチームに適応してから素晴らしいシーズンを過ごしています。彼はすばらしい人間性を持った重要な選手です。

 ドルトムント戦とはまったく違った展開となるでしょう。モナコは我々にプレーするスペースを与えてはくれないでしょうから、忍耐が必要となります。明日は退屈な試合になりそうか?大事なことは我々が負けないことであり、次の試合へとつなげることです。

 選手たちは良好であり、明日の試合は重要でモチベーションが問題とはならないでしょう。残念なこととしてはバルザーリとピルロの両名が同時にピッチには立たないということです。どちらか1人、もしくは共にベンチスタートです。

 ビダルはコンディションを取り戻しています。これからシーズン終了まで彼は素晴らしいプレーを見せてくれるはずです。テベスは突出したシーズンを過ごしています。最後の試合まであふれる闘志を維持すべきです」


 

 所属する選手たちのネームバリューを見ると、ベスト8に勝ち残ったチームでモナコが1番下と目されるのは自然なことです。『格下』と見られるチームが守備を固めることは珍しいことではありません。ところが、勝てる相手と見越して試合に挑み、思うように得点を決めることができず“焦り”が生じるとモナコの術中にはまってしまうことが最大の注意点でしょう

 

 アッレグリが会見でも言及していた「忍耐が必要」ということはまさにこのことだと言えます。モナコはグループステージで負けたのは1度だけで、しかもわずか1失点で突破しているので非常に強固な守備網を備えていると断定できます。ホームで先勝して2戦目に向かうことが理想ですが、前のめりになった所をカウンターで失点するということは避けなければなりません。

 そのため、DF陣を中心に攻撃時のカウンター対策を準備しておき、相手の攻撃の芽を早い段階で摘み取れるかどうかが試合結果の鍵を握ることになるでしょう。