ユベントスの公式twitterによると、火曜日にチャンピオンズリーグでモナコと対戦するユベントスですが、ユベントスとモナコの両チームでプレーした経験のある選手がこれまでに9名いるとのことです。さて、その9名は誰でしょうというクイズです。
1人はパトリス・エヴラということで答えが出ていますね。モナコ（2002-06）→マンチェスター・ユナイテッド（2006-14）→ユベントス
他の8名を順に上げていくと、まずはリリアン・テュラム。モナコ（1991-96）→パルマ（1996-01）→ユベントス（2001-06）という経歴です。ブッフォン、テュラム、カンナバーロの鉄壁ディフェンスは見物でした。
次にティエリ・アンリ。モナコ（1994-99）→ユベントス（1999）→アーセナル（1999-07）という経歴の持ち主です。ユベントスでは左サイドハーフに置かれるという残念な使い方をされましたが、アーセナルでセンターフォワードとして開眼。世界的な選手となりました。ちなみにユベントス時代の監督はアンチェロッティ。
ダビ・トレゼゲもその1人。モナコ（1995-00）→ユベントス（2000-10）。アンリとはモナコ時代のチームメイトなのです。トレゼゲのもっと評価されるべき点はFKやPKによる得点がほとんどなかったという所でしょう。
マルコ・ディ・ヴァイオはユベントス（2002-04）→バレンシア（2004-06）→モナコ（2006-07）という経歴の持ち主です。ユベントスではトレゼゲやデル・ピエロが前線に君臨していて出場機会に恵まれなかったのですが、サブとして印象を残してくれた選手です。
インテルの印象が強いクリスチャン・ビエリもユベントス（1996-97）とモナコ（2006）でのプレー経験があります。重戦車のような突進力と決定力は目を見張るものがあったと言えます。それだけにアトレティコへ移籍したのが驚きでした。
オリビエ・カポはユベントスに2004/05に所属したけれど、トレゼゲ、デルピエロ、ネドベド、カモラネージ、イブラヒモビッチと言った前線に割って入ることができず、モナコへレンタル移籍（2005/06）した選手です。競争相手が悪すぎたという印象が拭えません。
ヴラディミル・ユーゴヴィッチ。中盤の万能プレイヤーと言えば彼でした。ユベントス時代（1995-97）にはセリエA制覇やチャンピオンズリーグ獲得に貢献した選手であり、その時のチームはアニェッリ現会長のお気に入りでもあります。モナコにも在籍（2001-03）し、タイトル獲得に貢献しています。
最後はルイ・バロース。ポルトガル人プレイヤーでユベントス（1988-90）とモナコ（1990-93）でプレーした経験を持っています。ポルトで長く活躍した選手であり、現在はポルトでアシスタントを務めています。
プレイヤーの国籍で見ると、フランス人が5名で最多。続いて、イタリア人が2名。そしてセルビア人とポルトガル人が1名ずつといった形でした。火曜日にはどのような試合がユベントス・スタジアムで繰り広げられるのかが楽しみです。
