2025/26 シーズンのリーグ戦が残り2試合となったセリエAですが、上位勢では今夏にスポーツ・ディレクターの交代が相次ぎそうな状況となっています。「移籍市場で競合するか」などにも影響が及ぶため、SD の人事も注目点となるでしょう。

現時点で SD が変わる可能性が噂されている上位勢はローマ、アタランタ、ミラン、ナポリの4チームです。
| クラブ | 現 SD | 備考 |
|---|---|---|
| Roma | マッサーラ | 後ろ盾だったラニエリ顧問が退任。マッサーラ SD も退任濃厚 |
| Atalanta | ダミコ | 期待した成績に達しなかったため、退任が有力視されている状況。後任にはジュントリの名前も浮上中 |
| Milan | ターレ | シーズン最終盤にチームが大失速したことで立場が不安定になりつつある状況 |
| Napoli | マンナ | ローマの引き抜き工作が成功すると「SD 不在」の状況に陥る |
まず、ローマはマッサーラ現 SD の退任が確定的。後任にナポリからマンナ SD を引き抜けるとナポリも「SD 探し」が必要な状況に陥ることになります。
したがって、まずは「ローマの新 SD が誰になるかが重要」と言えるでしょう。
アタランタに関しては「ガスペリーニ監督の後任人事に失敗」したことでダミコ SD と袂を分かつ可能性が現実味を帯びています。
その後任として名前が浮上しているのがクリスティアーノ・ジュントリ氏。メディアによっては「ジュントリ新 SD がチアゴ・モッタ監督を(アタランタの新指揮官として)招聘」と書いており、信憑性は疑われるものの候補としてリストには掲載されているのでしょう。
また、2連敗でチャンピオンズリーグ出場権の喪失が現実味を帯びたミランはターレ SD の立場が危うくなっています。
「ストライカーの補強に失敗し続けたこと」は事実ですし、その責任を取らされることになったとしても不思議ではないからです。
オットリーニ SD が就任して半年足らずのユベントスは蚊帳の外。2026年1月の移籍市場でボガ選手とホルム選手を獲得した「堅実な補強」で夏の移籍市場に臨めるからです。
SD によって選手への評価が変わるため、移籍交渉において少なからず影響が生じることでしょう。SD の人事はチーム成績と連動することが一般的ですし、まずはセリエAの最終順位がどうなるのかに注目です。