『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、2025年1月の移籍市場で DF の獲得に動くと予想されているユベントスが獲得費を捻出するために「ファジョーリ選手の売却」も視野に入れているとのことです。
状況次第ですが、交渉が具体化する可能性は十分にあるでしょう。
ブレメル選手とカバル選手が今シーズン絶望のユベントスは起用可能な CB がガッティ、ダニーロ、カルルの3選手だけ。「2025年1月の移籍市場で DF の緊急補強を敢行する」と予想されています。
その際に “セリエAでのプレー経験を有する即戦力選手” を期限付き移籍で安価に獲得できれば理想なのですが、「ユベントスの DF 陣が火の車」なのは公然の事実。
売り手市場の移籍交渉で完全移籍での選手獲得を強いられる可能性を考えると、獲得費の原資となる売却益を得るための準備があったとしても不思議ではありません。
売却候補として名前が出ているのはファジョーリ選手。以下の理由があるからだと考えられます。
- 中盤 MF 陣の選手層は “ユベントスの中では” 厚め
- レジスタのポジション争いではロカテッリが先行
- ファジョーリは直近3試合ベンチで出番なし
- クラブ内育成選手で「移籍金=売却益」となる
2025年1月の移籍市場で売却可能な選手は実質的にファジョーリ選手とバングーラ選手のみ。
レギュラー組・新加入組・負傷離脱組は売却できませんし、ユベントスから期限付き移籍中の選手が完全移籍に切り替わる可能性はほぼゼロです。
だから、ファジョーリ選手やバングーラ選手の売却希望額が報じられる状況になっているのでしょう。
“ユベントスのために DF を実質的に無償提供してくれるクラブ” が存在するとは考えられないだけにジュントリ FD がどのように帳尻を合わせようとするのかに注目です。