『スカイ・イタリア』によりますと、トディボ選手の代理人がイタリア入りをしているとのことです。ユベントスではハイセン選手のボーンマス移籍が決定的になったため、トディボ選手を獲得する条件を詰めようとしているのでしょう。
ユベントスがハイセン選手を手放す理由は「ジュントリ FD が今後1〜2年で結果を出すため」と考えられます。
2005年4月生まれの19歳で 197cm の身長があり、セリエAで2得点を記録している “縦パスを出せる CB” を2000万ユーロ弱の移籍金で放出に踏み切るのです。
「ハイセン選手の成長を待つ時間的な余裕が(フロント陣には)ない」と言えるでしょう。
そのハイセン選手の代役として有力視されているのがニースに所属するトディボ選手。「1999年12月生まれの24歳」と若手選手の年齢ですが、“ハイセン選手を放出するユベントス” では『即戦力』の位置付けになります。
トディボ選手の獲得交渉は「代理人がイタリア入りをした段階」です。
トディボ選手とユベントスは契約内容で大筋合意しているものの、トディボ選手の保有権を持つニースとユベントスのグラブ間交渉の妥結に達していません。
ニースは『2027年夏までの契約』を根拠に「4000万ユーロの移籍金」を要求すると思われますし、「マンチェスター・ユナイテッドにのみ有効な安価な契約解除条項の組み込み」を求めるとも考えられます。
したがって、売り手であるニース優位の交渉の場でどれだけ譲歩を引き出せるかがポイントになるでしょう。ジュントリ FD などフロント陣の思惑どおりに交渉をまとめ上げることができるのかに注目です。