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ユベントス、中2日で行われるコッパ・イタリア準決勝ラツィオ戦に向けた調整を開始

 ユベントスは公式サイト上で現地3月31日から 2023/24 コッパ・イタリア準決勝ラツィオ戦(1st Leg)に向けた調整を開始したと発表いたしました。セリエAで戦った相手と中2日での連戦となるため、両チームとも大幅なアップデートは難しいと思われます。

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 3月30日(土)に行われた 2023/24 セリエA第30節ラツィオ戦で後半アディショナルタイムの決勝ゴールによって敗れたユベントスは試合翌日のからイースター休日となった現地31日(日)次戦に向けた準備を開始。

 セリエA第30節ラツィオ戦に先発出場した選手はリカバリーメニューを消化。ベンチスタート組や遠征不参加組はポゼッションやゲーム形式のメニューを消化したことが報告されています。

 同じ相手と中2日での再戦となるため、ユベントスとラツィオの双方が「30日の対戦から大幅なアップデートを施すことは困難」と言えるでしょう。

 

 両チームで考えられる “上乗せ分” は以下の部分です。

  • ユベントス:
    • ヴラホヴィッチ、マッケニー、ガッティの先発復帰
  • ラツィオ:
    • 消耗度の大きい中盤 MF 陣 “全員” が結果を残した
    • トゥドル監督は「ピルロ監督時代の副監督」としてユベントスの内情を知っている

 『戦術の幅』はラツィオに分があります。セリエA第30節に出場した “どの中盤 MF” も「自身の持ち味を発揮してチームに貢献していた」からです。

 一方のユベントスは「タイトで激しい守備に見舞われると消えたままになる選手が多い」ことが問題です。「消されても復調する」なら良いのですが、交代枠の関係で「一度消されたらその試合では戻って来ない」だと苦戦は不可避でしょう。

 

 セリエAでは「4位以内を懸けて争うライバル勢の取りこぼし」が発生しますが、トーナメント方式のコッパ・イタリアでは「ホーム&アウェイの直接対決で上回ること」が結果を残すための必要条件です。

 先にホームで戦うユベントスは引き分け以上の成績で1戦目を終えないと苦しくなります。チーム状況が思わしくない中でアッレグリ監督がどのようなアプローチを採るのかに注目です。