ユベントスは公式サイト上でスペイン・アレモビエタに期限付き移籍中だった FW ダ・グラカ選手の呼び戻し、セリエBのバーリに期限付き移籍中だった DF フラボッタ選手がコゼンツァに新たに期限付き移籍をすると発表いたしました。
ダ・グラカ選手は2002年5月生まれの21歳。2018年夏にパレルモからユベントス・プリマヴェーラに期限付き移籍で加入し、買取オプションが行使された後は 2022/23 シーズンまでBチームでプレーしていました。
今季はスペイン2部のアレモビエタに加入したものの、リーグ戦12試合415分の出場で0得点0アシスト。その一方でユベントスのBチームは「FW 陣の深刻な得点力不足」で勝ち切れない試合が続いていました。
これらの要因がダ・グラカ選手の期限付き移籍が半年で打ち切りになった理由でしょう。
ちなみに、ダ・グラカ選手は昨シーズンのBチームで決めたのはコッパ・セリエCの1回戦での1点だけ。リーグ戦では無得点でした。その当時からどれだけ成長したかを示せるかが来季以降のチャンスが変わってくるはずです。
フラボッタ選手は1999年6月生まれの24歳。2019年夏にボローニャからユベントス・Bチームに加入し、ピルロ監督時代にトップチームでの出場機会を与えられたものの伸び悩んでいる DF です。
今季はセリエBのバーリに期限付き移籍。しかし、昨季のフロジノーネへの期限付き移籍と同様にポジションを掴むまでには至らず。7試合438分の出場に留まっています。
そのため、バーリへの期限付き移籍は半年で終了。同じくセリエBのコゼンツァへの半年間の期限付き移籍が新たに決定しました。
ユベントスのトップチームでポジション争いに参戦することが年齢的に厳しいと言わざるを得ないため、「自身の選手キャリアを満足なものとするためにセリエBの舞台で結果を残せるか」が否が応でも問われることになるでしょう。
シーズン当初の期限付き移籍先から所属チームを変更した2選手が今季後半戦では幸運に恵まれて欲しいと思います。