2023/24 セリエA第16節ジェノア戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「どのような姿勢で臨むのかを認識する必要があります。ジェノアはホームで重要な数字を残しており、積極的で良いサッカーを展開します。
ジラルディーノ監督は素晴らしい仕事をしていますし、ユベントスで育ったドラグシン、デ・ヴィンテル、ヴォリャッコの3選手と再会します。前回対戦とは全く異なる試合になるでしょう。
ラビオは良好ですが、脛骨に問題を抱えているケーンはストップさせました。痛みを自覚していたからです。問題を解消するには 3〜4 週間を要するでしょう。
それ以外の選手はデ・シリオを除いて問題はありません。デ・シリオは年明けからチームに合流の予定です。
前半戦を終えるまで4試合が残っています。その後にチームへの評価を行います。
キエッリーニとは彼が現役引退を発表した後に話しました。並外れたキャリアを過ごし、人生の一部を終え、これから新たな章が始まります。
キエッリーニは様々な役割を担う全ての特性を持っていると私は信じていますし、彼がその中から選択するでしょう。自分自身に問いかけなければなりませんが、彼はそれができます。
ボヌッチ?彼は監督になりたいのだと思います。現役引退の決断をした時は幸運を願っています。
初夏の時点で現在の順位表を考えるのは難しかったと思います。私達は限界を認識してスタートし、チームになりましたが、まだ十分ではありません。地に足を着けなければなりません。そうすることでネガティブな結果を将来のビジョンに変えられるからです。
私達はまず最初に重要な障害であるジェノア戦のことを考えなければなりません。可能な限りの勝点を獲得することに挑まなければなりませんが、私達の目標はトップ4を維持することです。
インテルは本命ですし、彼らはスクデットを勝ち取るために構築されています。彼ら自身が言っていることであり、チャン会長もクリスマス・ディナー後に認めています。
私達は異なる道を持っているのです。非常に上手くやっている選手もいますし、私もそのことに満足しています。しかし、まだ改善しなければなりません。1歩ずつです。カンピオナートは旅であり、バランス・静けさ・困難を管理する能力が必要です。
3-0 での勝利が理想です。苦しまずに済みますから。しかし、最も重要なのは常に勝点3を得ることです。
私のような年配監督に取って代わる有能な若手監督は多数いますので私達は我が身を守ろうとしています。勝利のための魔法の方程式は存在しないことが真実ですし、フットボールに対する絶対解は誰も持っていません。変数があまりに多すぎるのです。
ケーンの離脱でユルディズの出場機会は増えるでしょう。彼は他の若手選手と同様に成長中です。
FW 陣には非常に満足しています。ヴラホヴィッチは技術的に素晴らしい試合を継続していますし、得点力不足や PK 失敗があった中で心身ともに良好です。MF 陣や DF 陣も得点していますが、重要なのは相手に走ってプレッシャーを与え続けることです。
ミレッティは良いトレーニングを積んでいます。技術的な選択で直近の試合ではピッチに立てなかっただけです。彼が重要な選手であることに変わりありません。
スクデットに必要な勝点?90〜92 でしょう。チャンピオンズリーグには勝点72だと思います」