イタリア・サッカー連盟は公式サイト上で U-21 イタリア代表からコンディション不良を理由にミレッティ選手などが離脱したと発表いたしました。「ユベントスにとっては頭の痛い問題」と言わざるを得ないでしょう。
ミレッティ選手はサンマリノ代表戦(11月16日)とアイルランド代表戦(同21日)を控える U-21 イタリア代表に招集され、代表チームに合流していました。
ただ、コンディション不良で現地15日付で離脱したと発表されています。
『トゥット・スポルト』によりますと、ミレッティ選手の離脱理由は腰痛とのこと。現地11日に行われたセリエA第12節カリアリ戦のウォーミングアップ時点で不快感を覚えていたと報じられています。
腰痛の度合いは不明ですが、「ユベントスの中盤 MF 陣の野戦病院状態に拍車がかかったことは事実」と言わざるを得ないでしょう。
ユベントスが抱えている離脱選手は DF や MF に集中しており、『選手交代に支障が出るレベル』に達しつつあります。
Available | ||
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CB (3+1) |
1st | 3: ブレメル、4: ガッティ、24: ルガーニ |
他 | 13: ハイセン | |
WB (3) |
1st | 11: コスティッチ、17: イリング、27: カンビアーゾ |
MF (2+1) |
1st | 16: マッケニー、25: ラビオ |
他 | 41: ニコルッシ | |
Questionable | ||
MF | 1st | 5: ロカテッリ(肋骨の骨折)、20: ミレッティ(腰痛) |
Out | ||
DF | 1st | 2: デ・シリオ(右ひざ前十字靭帯)、6: ダニーロ(左太もも)、12: A・サンドロ(左太もも) |
WB | 1st | 22: T・ウェア(右太もも) |
Suspended | ||
MF | 1st | 10: ポグバ(ドーピング陽性)、21: ファジョーリ(賭博) |
ロカテッリ選手とミレッティ選手に関しては「痛みが和らげば強行出場は可能」と思われますが、先発フル出場で計算することは非現実的ですし、強行出場させたことが長期離脱を招いてしまっては元も子もありません。
したがって、「トップチームの中盤 MF でプレーできる選手をどう確保するのか」との課題に正面から向き合う必要があると思われます。
接触プレーによる負傷は止むを得ない部分もあるだけに「主力選手の予期せぬ突発的な短期離脱」にチームとして備えておく必要はあるでしょう。
ミレッティ選手やロカテッリ選手が2023年11月の国際Aマッチデーによる中断期間でどのぐらい回復することができるのかにも注目です。