サッカー・イタリア代表のスパレッティ監督は記者会見でロカテッリ選手など複数の選手がチームから離脱したと言及しました。ロカテッリ選手の離脱理由として「肋骨の骨折」が指摘される状況となっています。
2023年11月の国際Aマッチデーに合わせてイタリア代表に招集されたロカテッリ選手は代表チームに合流はしたものの、初日の時点で拠点のあるコヴェルチャーノを離れることとなりました。
アグレスティ記者はロカテッリ選手がチームを離れた理由として「肋骨に軽微な骨折が見つかったため」と言及しています。
ロカテッリ選手の離脱理由に何にせよ、「現地11月20日(月)に開催されるウクライナ代表戦で起用することが難しいコンディション」なのでしょう。これはユベントスにとって『悪いニュース』です。
ここで問題となるのは「 “週1試合ペースの 2023/24 シーズン” においてロカテッリ選手の負傷による長期離脱を想定外としたチーム編成」です。
LMF | DMF | RMF | |
---|---|---|---|
主力 | ラビオ | ||
準主力 | ミレッティ | ||
候補 | カンビアーゾ イリング ユルディズ |
ニコルッシ | マッケニー (右 WB との兼用) |
離脱 | ロカテッリ(肋骨の骨折?) | ||
出場停止 | ポグバ(ドーピング)、ファジョーリ(賭博) |
昨季の期限付き移籍先(ズュートティロールとサレルニターナ)でダブルボランチとして起用されていたニコルッシ選手もレジスタとしてプレー可能ですが、信頼度が不足していることは今季の起用方法から自明です。
したがって、ロカテッリ選手が “一定期間の離脱” を余儀なくされてしまうと中盤 MF 陣の構成に苦しむことになるでしょう。
「DF ライン前でのプレー」を昨季から希望していたファジョーリ選手に『レジスタとしての出場機会』を与える絶好のチャンスなのですが、そのファジョーリ選手は出場停止処分中で起用できない皮肉な状況にあるからです。
11月の国際Aマッチデー明け直後にはセリエA第13節インテル戦が控えていますし、その2週間後にはセリエA第15節ナポリ戦です。ロカテッリ選手の不在による影響は大きいため、どのぐらいで復帰できるのかなどの続報に注目です。