ユベントスは公式サイト上で 2023/24 セリエA第11節フィオレンティーナ戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | ||
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GK | 1st | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
DF | 1st | 3: ブレメル、4: ガッティ、24: ルガーニ |
B | 13: ハイセン | |
WB | 1st | 11: コスティッチ、17: イリング、27: カンビアーゾ |
MF | 1st | 5: ロカテッリ、16: マッケニー、20: ミレッティ、25: ラビオ |
B | 41: ニコルッシ、47: ノンジェ | |
FW | 1st | 7: キエーザ、9: ヴラホヴィッチ、14: ミリク、18: ケーン |
B | 15: ユルディズ |
前節・第10節ヴェローナ戦で右太ももを痛めて離脱となったT・ウェア選手が招集メンバー外。
Bチームなどからの補充はなく、T・ウェア選手を除く21選手でフィレンツェへの遠征に向かうこととなりました。
【先発予想: 3-5-2】
GK: シュチェスニー
DF: ガッティ、ブレメル、ルガーニ
WB: マッケニー、コスティッチ(カンビアーゾ)
MF: ミレッティ、ロカテッリ、ラビオ
FW: ヴラホヴィッチ(ケーン)、キエーザ
アッレグリ監督は 3-5-2 を選択するでしょう。戦術的な選択の余地があるのは「2トップの組み合わせだけ」であるため、ユベントスの先発メンバーにサプライズはないと予想されます。
対するフィオレンティーナのイタリアーノ監督は 4-2-3-1 を選択するでしょう。ベルトラン選手が CF で楔を打ち、両翼を主戦場にするイコネ選手やN・ゴンサレス選手をトップ下に入るボナヴェントゥーラ選手が連動させる攻撃に強みがあります。
ユベントスとしては「フィオレンティーナの前線4選手を連動させないこと」が重要になるため、まずは「前線へのパス供給源になっているアルトゥール選手の働きを制限すること」が求められることになるでしょう。
一方でユベントスの攻撃に関しては「ドド選手の負傷長期離脱で “泣き所” と化しているフィオレンティーナの右サイドを容赦なく突き切れるか」がポイントです。
主にキエーザ選手(やコスティッチ選手)がマッチアップすることになると予想されるため、「デュエル時の優勢を確保して決定的なチャンスを左サイドからどれだけ作り出せるか」が勝敗に直結すると思われます。
また、フィオレンティーナからユベントスに加入したキエーザ選手とヴラホヴィッチ選手の2人が平常心で試合に臨めるかも大事なポイントになるでしょう。
「ユベントスを敵視するファンの多いフィオレンティーナとのアウェイ戦」や「洪水被害に見舞われている最中のトスカーナ州」など普段とは違う雰囲気の中で試合が行われることが予想されます。
試合への入り方を間違えてしまうと挽回が困難になる条件は揃っているだけにアッレグリ監督がチームを良い状態でピッチに送り出すことができるのかに注目です。