2023/24 セリエＡ第11節フィオレンティーナ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督：
「まずはトスカーナ州の洪水で亡くなられた方へのお悔やみと被害に遭われた方へのお見舞いを申し上げたいと思います。
フィレンツェでの試合はいつもティフォージが熱くなる良い試合です。私達は強く積極性のあるチームを見出していますが、ポジティな結果を出すためにはタフな試合をプレーする必要があります。
技術面でフィオレンティーナは非常に優れていますし、私はフィオレンティーナがチャンピオンズリーグ出場権が懸かった4位の座を争う直接のライバルだと考えています。
Ｔ・ウェアの不在？マッケニーを右にシフトする可能性が高いと思います。チームは自信を持っていますし、私達は前進する必要があります。
ケーンは良い瞬間にあります。テクニック、フィジカル、メンタルの各部分で成長しました。前線の選手たちが全員が好調ですし、彼らは全員が献身的に取り組んでいることを知っています。
前線の FW 陣が好調なのは私達にとって良いことです。チームの利益になりますから。トレーニングの後に先発する選手を決定します。
Ｔ・ウェアが離脱中のため、カンビアーゾが右に回ることも選択肢です。しかし、カンビアーゾかイリングのどちらかが MF としてプレーする必要性が生じるでしょう。
キエーザの状態は良くなっています。国際Ａマッチデー期間にできたトレーニングは少なかったのですが、今では確実に良くなっています。ヴェローナ戦で途中出場した際は違いを作り出していました。
スーレがフロジノーネで良いプレーをすることに疑問はありませんでした。昨季の段階で良いプレーをしていたからです。プレーする必要がありましたし、今季も留めて出場機会が限られるのは双方にとってマイナスだったはずです。来季を待ちましょう。
私達は限界に向けて取り組み、非常にコンパクトでなければなりません。正しい道の上にいますが、私達が成し遂げてきたことではまだ不十分です。
ヴラホヴィッチとキエーザはこの試合が自分たちだけでなく他の選手たちにとっても重要な試合であることを知っていますよ。
私達は試合への敬意を持つ必要があります。連敗中のフィオレンティーナはホームにユベントスを迎えるのです。良い守備をするためには攻撃陣が手を差し伸べることが重要です。そうしないと沈没してしまうでしょう。
良い守備には良い攻撃を持たなければなりませんし、良い攻撃には良い守備を持たなければなりません。
デ・シリオは1ヶ月以内にチームでのトレーニングができると思います。ただ、Ａ・サンドロの方がダニーロよりも早く復帰するでしょう。
ダニーロはまだ良い状態にありません。非常に深い傷を負ってしまったのです。この手の負傷は復帰時期を見誤ってしまうと状況を悪化させるリスクがあります。
11月の国際Ａマッチデー明けになるでしょう。インテル戦で起用できることを期待します。
ミレッティの改善点？ゴールを決めなければなりませんね。積極的にシュートを放っていますし、良い所に顔を出しているからです。
しかし、こうした状況は若い選手に起きることです。自分自身を解き放てた時にゴールは生まれるでしょう。非常に信頼される選手になってくれるはずです」
