ユベントスは公式サイト上でBチームに所属するフェリックス・コレイア選手がポルトガル1部のジル・ヴィセンテに期限付き移籍をすると発表いたしました。2年連続でのポルトガルリーグでのプレーになります。
フェリックス・コレイア選手は2001年1月生まれの22歳。ポルトガル・リスボン出身でパブロ・モレノ選手との交換トレードで2020年夏にユベントス・Bチームに加入した左 WG です。
2021/22 シーズンに期限付き移籍をしたパルマ(当時セリエB)では公式戦21試合558分に出場。0得点0アシストだったため、十分なインパクトを残したとは言えませんでした。
翌 2022/23 シーズンは母国ポルトガルの1部マリティモに期限付き移籍。負傷の関係で後半戦のみの加入となりましたが、13試合757分の出場で2得点3アシストの復活の足がかりを築くことはできました。
今季は「シーズン全体を通しての貢献が期待されての移籍」と言えるでしょう。
F・コレイア選手の新天地となるジル・ヴィセンテもマリティモと同じポルトガルの1部リーグに所属するクラブです。
マリティモは昨季のプリメイラ・リーガで18チーム中16位で終わりましたが、ジル・ヴィセンテは13位。「上位進出を伺うチームの中で存在感を発揮すること」がF・コレイア選手個人にとって重要になるでしょう。
ユベントスとしては買取オプションが付随しているため、“ポルトガルリーグの上位勢” がF・コレイア選手を欲するようなパフォーマンスを披露して買取オプションが行使されるシナリオを望んでいると思われます。
F・コレイア選手が母国ポルトガルで成長曲線を描き、自身の選手キャリアを充実させて欲しいと思います。