ユベントスは公式サイト上で今季からBチーム(= Next Gen)に昇格したニコロ・トゥルコ選手がオーストリアのザルツブルクに完全移籍すると発表いたしました。ザルツブルクからも加入が発表されています。
N・トゥルコ選手は2004年1月生まれの19歳。2018年夏からユベントスの下部組織に在籍する長身で左利きの CF です。
2022/23 シーズンはプリマヴェーラ(= U-19)で公式戦36試合2178分に出場。カンピオナートで13得点7アシストの結果を残しており、今季はBチーム(≒ U-23)への昇格が既定路線でした。
その中で「ザルツブルクへの完全移籍」を決断したのですから、ハーランド選手のようなキャリアを描くことを期待しているのでしょう。
ちなみにN・トゥルコ選手はユベントスと2025年夏までの契約を締結していました。ある程度の移籍金は発生しているはずですが、移籍金の詳細に関する発表はありません。
N・トゥルコ選手が移籍したザルツブルクはレッドブル系の “元祖” でオーストリアを代表する強豪クラブです。
最近ではサディオ・マネ、ハーランド、南野拓実、ファン・ヒチャンと “様々なタイプの” FW をコンスタントに輩出しています。この点がN・トゥルコ選手に刺さったのでしょう。
ザルツブルクの主力選手として UEFA のコンペティションでインパクトを残せば、選手はステップアップへの道が開かれますし、クラブも優秀な若手選手の輩出に協力的だからです。
イタリア国外で成長することを志したN・トゥルコ選手が良い選手キャリアを描いてくれることに期待です。