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セビージャ戦で左大腿部・長内転筋を負傷したボヌッチ、一足先にシーズン終了の可能性が高まる

 ユベントスは公式サイト上で5月11日に行われた UEFA ヨーロッパリーグ準決勝セビージャ戦で途中交代となったボヌッチ選手の診察結果を発表いたしました。左大腿部・長内転筋に低グレードの損傷が確認されたため、シーズン終了の可能性があります。

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 5月11日(木)に行われた 2022/23 UEFA ヨーロッパリーグ準決勝セビージャ戦に先発したボヌッチ選手ですが、60分過ぎに左足・内転筋の問題を感じて交代を要求。途中交代となりました。

 試合翌日の12日にJメディカルで行われた検査で「ボヌッチ選手の左大腿部・長内転筋に低グレードの損傷が確認」され、ボヌッチ選手はリハビリを開始したと報告されています。

 筋肉の損傷が確認される程度の怪我を負った訳ですから「復帰には20日前後」を要することでしょう。

表1:ユベントスの対戦カード【2023年5月】
ミッドウィーク 週末
日付 対戦相手 日付 対戦相手
5/11
(木)
H:セビージャ
【UEFA EL 準決勝】
5/14
(日)
H:クレモネーゼ
【セリエA第35節】
5/18
(木)
A:セビージャ
【UEFA EL 準決勝】
5/22
(月)
A:エンポリ
【セリエA第36節】
    5/28 H:ミラン
【セリエA第37節】
5/31
(水)
【UEFA EL 決勝】 6/4 A:ウディネーゼ
【セリエA第38節】

 ユベントスの今季最終戦は6月の第1日曜日に予定されているセリエA第38節ウディネーゼ戦です。「ボヌッチ選手が今シーズン中に復帰できるかは微妙」と言わざるを得ません。

 

 ボヌッチ選手の離脱で生じる影響は「戦力的には限定的」でしょう。現役選手としてのキャリアは最終盤を迎えており、出場時の貢献度は高くはないからです。

 ただ、アタランタ戦で人種差別チャントを浴びたヴラホヴィッチ選手へのケアなど “乱闘要員” としての存在感は貴重です。

 また、ターンオーバーを採った試合で主力選手にある程度の休養時間を与えることが計算できた立場であったことを踏まえると、負傷離脱のタイミングは痛手であることは否定できないでしょう。

 

 ボヌッチ選手が今季中に戦線復帰することができるのかに注目です。