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【試合後コメント】 2022/23 セリエA第18節 ナポリ対ユベントス

 スタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われた 2022/23 セリエA第18節ナポリ戦に 5-1 で大敗したユベントスの監督・選手による試合後コメントを紹介いたします。

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マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「まずはナポリを祝福したいと思います。彼らは素晴らしい試合をしました。私達は少しエネルギーが足りず、最初の20分を要することになりました。

 また、良い時間帯に失点してしまったものの即座に詰め寄りました。2-3 の良い状況もありましたし、感覚的には悪くなかったのですが、これもサッカーです。

 これからはエネルギーを充填し、仕事を再開しなければなりません。カンピオナートは長丁場で獲得できる勝点はまだまだ多いからです。

 敗戦は常に重いものです。今夜の試合はまさにそうです。敗戦に値しますし、ナポリと比較してエネルギーが低かったことは否めません。

 ただ、投げやりになってはいけません。私達はリーグ8連勝を達成したからです。木曜日にはコッパ・イタリアがありますし、それからカンピオナートの試合も待っています。

 ナポリは首位に値する試合をしましたし、今夜は改めて実証しました。この敗戦を受け止めなければなりませんが、脇に置いておなければなりません」

 

ダニーロ選手:
「今夜までが最高だった訳でもなく、今が悪いという訳でもありません。チームとしての私達の価値は知っていますし、それが最も重要なことです。

 これまで歩んできた道を続けましょう。困難な状況を変えて歩んで来ました。

 今夜の試合では多くのミスをしました。それに関しては取り組まなければなりませんし、サッカーのことを考えなければなりません。相手の方が足は動いていましたし、ピッチを開けてはなりませんでした。

 スクデット?どの試合においても正しい姿勢で臨むことが重要だと思います。今は6月に決まるようなことは考えていません。

 これしか頂点に至る方法はないと思っていますし、私達はユーヴェが最大限の努力をしていることは知っています」

 




 

 内容が結果に反映された試合でした。アッレグリ監督にとっての誤算は「デュエルで “明らかに劣勢” だった組み合わせが複数存在したこと」でしょう。

  • ブレメル vs オシムヘン
  • A・サンドロ vs ポリターノ
  • コスティッチ vs ディ・ロレンツォ

 中央ではブレメル選手がオシムヘン選手に振り回され、左サイドはA・サンドロ選手の前後のスペースからのクロスで決定機を作られ続けて失点を喫しました。

 また、欧州トップ水準のプレー強度を備えるナポリのプレッシングを回避することはできず。ユベントスがチャンピオンズリーグのグループステージで敗退を喫した現実を改めて突き付けられる試合になったと言えるでしょう。

 それだけ「チームとしての完成度」に大きな差があったからです。

 

 チーム力は一朝一夕に備わるものではありませんが、覇権を奪還するためには “今のナポリを凌駕できるチーム力” を有することは必要不可欠になるはずです。新たな取締役会がどのようなチーム作りをするのかにも注目です。