2022/23 UEFA チャンピオンズリーグ第6節 PSG 戦を控え、アッレグリ監督とクアドラード選手による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「ロカテッリを除いて誰も回復していません。明日の重要な試合をプレーする選手はいますし、レッチェ戦でプレーした若手選手たちにとっては重要なテストになるでしょう。
明日はヨーロッパリーグに向けた決定的な日です。フェアな試合をしなければなりません。ヨーロッパで最高のチームの1つと対戦するのですから。
パリでは2失点をしてしまったので守備に注意を払わなければならないでしょう。価値は明らかに異なりますが、レッチェ戦のように信頼が必要です。
ヨーロッパリーグはチャンスです。迷惑ではありません。しかし、今その話題をする意味はありません。明日の試合のことを考えて最善を尽くしたいと思います。
ポグバ?まだ話していません。すでに言われていることを繰り返す意味はありません。彼は残念に思っていますし、彼のような選手を欠いた私達はペナルティーを負うことになりました。
中盤 MF ではロカテッリが良くなっています。マッケニーは打撲もしくは過負荷による負傷で離脱中です。MF 陣はロカテッリ、ラビオ、ファジョーリ、ミレッティの4人です。
イリングはまだ幸運でした。あのプレーだと骨折のリスクもあったからです。筋肉系の負傷は何か悪いことをしたと思いますが、外傷系の負傷はどうすることもできません。
インテル戦にはディ・マリアとブレメルが間に合うと思います。中断前の2試合にはパレデスも戻って来るでしょう。それ以外の選手は1月です。
ヴラホヴィッチ?明日は欠場です。3日ほどトレーニングをしていないからです。イタリア・ダービーに間に合うことを期待しています。
ユーヴェには2000年から2005年までに生まれた選手が15人ほど在籍し、その中には本当に素晴らしい選手がいます。ですが、経験が乏しい若者が非常に重いユニフォームを着用してユーヴェで責任を負えると思うのは普通ではありません。
彼らが問題を解決し、ユーヴェを勝利に導けるとは思えないのです。徐々に投入して行かなければなりません。ユーヴェでは初年度は誰もがプレーしますが、2年目になると難易度が増します。
技術的なこと以上に精神的な強さが必要なのです。ユーヴェに長く在籍するには精神的な強さを持たなければなりません。だから忍耐力が重要なのです。通過点ではなく、最終到達点にしなければならないのです。
並外れた選手であるミレッティと言えど、レッチェ戦のようにラストパスを3度も外すようではいけませんし、GK との 1対1 を5度も逸するようでは問題になります。
キエーザ?現状では試合に出場する理想的なコンディションではありません。コンディションは上がっていますが、先週の木曜日に試合を消化しましたが回復に4日を要しました。
私はキエーザを必要としていますが、現状でそれは叶いません。ポグバと同様に目標を達成するための重要な選手であり、不測の事態に乗り越えて解決策を見出さなければならないのです」
ファン・クアドラード選手:
「目標に到達できなかった怒りに駆られ、欲求と決意を持ってピッチに入らなければなりません。ヨーロッパリーグの出場権が懸かった重要な試合です。
ハングリーさを持たなければならないのです。100% を出し切っても上手く行かない時もあります。どの試合ででもベストを尽くすことで最後まで戦い抜くユベントスのチーム・スピリットが少しずつ戻って来るでしょう。
若手選手たちはチームのためにベストを尽くしています。例えば、直近の試合では彼らの貢献度は非常に高いものでした。彼らが地に足を着けて努力を継続し、チームのために最善を尽くしてくれることを期待しています。
負傷離脱中の選手が私達にとって重要なのは分かっています。彼らのクオリティーを知っているからです。
離脱している選手の早期復帰を望んでいますし、私達全員が一体となればユベントスが常にいるべき場所に到達できるからです」