アリアンツ・スタジアムで行われた 2022/23 セリエA第33節レッチェ戦に 2-1 で勝利したユベントスの監督および選手による試合後コメントを紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「まず、デ・シリオの前十字靭帯負傷の知らせは私達を落ち込ませるものです。良いパフォーマンスを示していただけに残念です。
試合に関してですが、レッチェのようにクオリティーを持った相手に試合を終わらせるチャンスを手にしていたのですから活かし切るべきでした。相手を困難に陥れ、反撃の芽を摘み取れたはずだからです。
ヴラホヴィッチは並外れたゴールを決めました。プレー全体としても上昇傾向ですし、彼のことを嬉しく思います。
パレデスも DF ラインの前で重要な試合をしました。試合に出場した多くの選手が良いプレーをしていましたし、ポグバのその1人です。彼も出場した際は今日のようなプレーをしなければなりません。
今日は勝利に値するプレーでした。どのように勝利を喜ぶのかを忘れるほどです。さて、バッテリーを充電して日曜日のアタランタ戦に備えましょう。大事な分岐点になるはずです」
レアンドロ・パレデス選手:
「長いことゴールから遠ざかっていました。何よりも勝点3を獲得できたことが嬉しいです。
痛みを負いましたが、今は全員がそうなのです。ホームでもアウェイでも私達は働き続けなければなりません。
私はハッピーです。ともに前進しましょう。それが私達全員が望んでいることなのですから」
デ・シリオ選手の長期離脱は痛手です。右サイドの守備的な選手が手薄になることは選手起用の幅を狭めることになりますし、約半年の離脱は今夏の移籍市場での補強戦略にも影響が生じるからです。
今節レッチェ戦でのポジティブな点はヴラホヴィッチ選手に久しぶりのゴールが生まれたことでしょう。
コスティッチ選手のクロスに上手く合わせてシュートを枠に飛ばし、左右に流れることで生じたスペースをミレッティ選手に使わせるなど CF として良い仕事をしていました。
それだけにミレッティ選手が手にした複数回の決定機を1回でも決めていれば、ミレッティ選手だけでなくヴラホヴィッチ選手の前線での動きも報われる結果になっていたと思われます。
ユベントスの次戦は現地5月7日(日)の “ランチタイム” に行われるセリエA第34節アタランタ戦です。
セリエAの4位以内が懸かったライバル勢とのアウェイでの直接対決であり、ヨーロッパリーグ準決勝セビージャ戦の直前に行われる大事な試合でもあります。レッチェ戦での勝利を上手く継続することができるのかに注目です。