ユベントスは公式サイト上で8月31日(水)のナイトゲームで開催されるセリエA第4節スペツィア戦に向けて始動したと発表いたしました。離脱中の選手の復帰はない模様です。
9月下旬に組み込まれている国際Aマッチデーまで週2試合の過密日程が始まったユベントスは8月27日(土)に行われたセリエA第3節ローマ戦から休む間もなく第4節スペツィア戦に向けて始動。
現地28日は試合翌日に採られるメニューが実施されました。
先発出場組はリカバリー・メニューを消化し、控え組は「攻守の切り替え」や「セットプレー」などフィニッシュの局面を含めた “様々なメニュー” で調整したことが報告されています。
サンプドリア戦では「ビルドアップをするための中盤が存在しない」という散々な内容でしたが、ローマ戦では「中盤でのパスワーク」は選手配置の妙も的中したことで機能していました。
今後は「ファイナルサードでの崩しのコンビネーション」についての精度を高めて行く必要があり、それをチーム戦術として昇華することができるかがポイントになるでしょう。
なお、ガゼッタ紙によりますと、ラビオ選手は「筋肉の痙攣」が原因でローマ戦の途中交代を強いられたとのこと。負傷離脱が回避されたことは朗報と言えるはずです。
一方で「ボヌッチ選手を含む “現在負傷離脱中の選手” で31日(水)のスペツィア戦に間に合う選手はいない」と報じられています。スペツィア戦から週2試合が9月下旬まで続くため、「選手のやりくり」が重要なのは言うまでもありません。
日時 | 大会名 | 節 | 対戦相手 |
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8月27日 | Serie A | 03 | ユベントス 対 ローマ |
8月31日 | Serie A | 04 | ユベントス 対 スペツィア |
9月3日 | Serie A | 05 | フィオレンティーナ 対 ユベントス |
9月6日 | UEFA CL | 01 | PSG 対 ユベントス |
9月11日 | Serie A | 06 | ユベントス 対 サレルニターナ |
9月14日 | UEFA CL | 02 | ユベントス 対 ベンフィカ |
9月18日 | Serie A | 07 | モンツァ 対 ユベントス |
国際Aマッチデー (9月19日〜27日) | |||
10月2日 | Serie A | 08 | ユベントス 対 ボローニャ |
ターンオーバーは不可避ですし、ターンオーバーを用いた際に戦力が大きく落ちないようチーム戦術を浸透させることも重要になります。この点は「選手任せ」だと問題が生じることになってしまうでしょう。
チームが上昇気流を掴むためにアッレグリ監督がどのような策を講じるのかに注目です。