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ユベントス、ディ・マリアとの獲得交渉は予算等の要素でペースダウン?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ディ・マリア選手の獲得に興味を示しているユベントスの獲得交渉での動きが(ポグバ選手の獲得交渉と比較すると)ペースダウンしているとのことです。

 予算面や選手のモチベーションなど「費用対効果への査定で慎重になっている」と思われます。

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 ディ・マリア選手は1988年3月生まれの34歳。今夏で PSG との現行契約が満了し、フリーで新天地を模索することが決定済のアルゼンチン代表 FW です。

 獲得すべき点と獲得を思い留まるべき点を整理すると以下のようになるでしょう。

  • ディ・マリア選手を獲得すべき理由:
    • “フィナリッシマ” でも示したように即戦力
  • ディ・マリア選手の獲得を思い留まるべき理由:
    • 推定年俸700万ユーロと高給
    • 「1年契約+オプション」を希望していること

 ディ・マリア選手は「即戦力」として期待できますが、懸念点がない訳ではありません。最大の懸念事項は「カタールW杯に向けた実戦調整の場として利用される可能性が拭い切れないこと」です。

 現状では “盗人に追い銭(=若手選手のプレー時間を盗む高給取り)” となり得る状況があるのです。したがって、ユベントスの経営陣が『ディ・マリア選手にとっての理想的な契約条件』に難色を示すのは当然のことと言えるでしょう。

 

 ディ・マリア選手の争奪戦が起きていないのなら、“買い手であるユベントス” は「他の選手との比較」で交渉時の優位性を確保できます。これが「交渉がスローダウン」とガゼッタ紙が報じる理由でしょう。

 ガゼッタ紙はザニオーロ選手の名前を挙げていますが、ザニオーロ選手はカードになりません。これはローマのモウリーニョ監督の代理人もジョルジュ・メンデス氏であり、ザニオーロ選手を狙う動きは筒抜けだからです。

 より可能性があるのはコスティッチ選手でしょう。フランクフルトに所属する “セルビア代表” の FW で左サイドを主戦場にする左利きのチャンスメーカーだからです。(29歳で現行契約は2023年夏まで)

 

 ユベントスのフロント陣が今夏の移籍市場でチーム力を向上する取引をまとめることができるのかに注目です。