2021/22 セリエC第29節が行われ、ホームにアルビノレッフェを迎えたユベントス・Bチーム(= U-23)はコンパニョン選手のゴールで先制するも同点ゴールを許し、試合は 1-1 で引き分けました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 44: シアーノ |
DF | 26: バルビエリ 13: ポーリ (C) 3: ストラマッチョーニ 6: アンツォリン |
MF | 17: ズェッリ(→ 40' st. 16: セルサンティ) 19: パルンボ(→ 17' st. 28: バッレネチェア) 14: コンパニョン 7: セクロフ(→ 17' st. 11: ブリヘンティ) 20: イオコラーノ(→ 32' st. 27: クドリッジ) |
FW | 31: ペコリーノ(→ 17' st. 9: ダ・グラサ) |
ザウリ監督は 4-2-3-1 を選択。ミッドウィークに開催されたプロ・パトリア戦から中央を担当する GK, DF, MF の計5選手を入れ替えて試合に臨みます。
試合が動いたのは17分。ユベントスは左サイドをドリブルで持ち出したセクロフがスルーパスを送ると、パスに反応したアンツォリンの折り返しにコンパニョンが合わせて先制に成功する。
リードを得たユベントスは24分にペコリーノの左足シュートが枠を捕らえたが、GK パーニョが好セーブで応戦。ユベントスは絶好の追加点の機会を逸してしまう。
窮地を脱したアルビノレッフェは35分にストラマッチョーニと縺れたマンコーニがファールを要求するも主審は応じず。41分にジェッリが放ったシュートはクロスバーの上を通過。
前半は最初の決定機を活かしたユベントスが1点のリードを持って折り返す。
しかし、後半でチームの姿勢が報われたのはアルビノレッフェ。60分にトマゼッリが右サイドを突破してクロスを入れるとファーサイドでコーリが押し込み、スコアを 1-1 の振り出しに戻す。
勝ち越したいユベントスは80分に左サイドで裏のスペースに抜け出してボールを得たアンツォリンがシュートを放つもボールは枠のわずかに右を通過。
対するアルビノレッフェは直後の81分にジョルジオーネの強烈なミドルシュートが枠に飛んだが、これは GK シアーノが正面でブロック。アルビノレッフェも勝ち越すことができない。
結局、両チームともに勝ち越しゴールを奪えずに試合終了のホイッスル。試合は 1-1 の引き分けに終わった。
なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「非常に難しい試合でした。3日ごとに行われる試合の最後だったからです。
アルビノレッフェは競争力のあるチームで今日は私達を困難に追い込んだと思います。しかし、選手たちはどのボールについても戦い、結果を追求する姿勢を示したからです。
私達は勝点1を獲得し、ポジティブな状況を伸ばしました。今は1週間後に行われる試合に向けて準備をする期間があります」
週2試合で続いていた日程が第29節で終了し、第30節以降は未消化分も解消されました。トップチームに負傷者が続出していることもあり、Bチームから主力選手が引き上げの対象になることでしょう。
したがって、Bチームはオーバーエイジ枠の選手とポジション奪取に挑む若手選手による “穴埋め” をした上で結果を残すことが求められます。
Bチームの次戦は3月6日(日)に予定されているセリエC第30節プロ・セスト戦です。第31節からは優勝争いをしているチームとの3連戦が控えているため、第30節で良い弾みを付けることができるのかに注目です。