『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がクルゼフスキ選手を取り巻く移籍市場の状況を記事にしていましたので紹介いたします。移籍金次第でトッテナムなどプレミア勢への売却は起こり得るでしょう。
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クルゼフスキ選手は2000年4月生まれの21歳。2020年1月にユベントスが3500万ユーロで保有権をアタランタから獲得し、2020年夏に加わった右ウィングを本職とする左利きの選手です。
移籍の噂が絶えない理由は「持ち味が活かされた起用をされているとは言えないから」でしょう。
クルゼフスキ選手が抜きん出た能力を有しているのはパルマ時代の 2019/20 シーズンに証明済みです。その輝きをユベントスで示せないなら、年齢を加味すると「売却」が選択肢になるのは自然なことです。
売却先の1番手として名前が出ているのは「(クルゼフスキ選手をユベントスに引っ張ったパラティーチ氏が強化担当を務める)トッテナム」です。
ユベントスとしては「移籍金4000万ユーロ」の提示が行われるなら、クルゼフスキ選手の放出を容認するでしょう。“現時点での評価額” としては十分な水準だからです。
ただ、前線攻撃陣の陣容が流動的であることは懸念点です。今季後半戦で採用したシステムでクルゼフスキ選手が水を得た魚のように躍動することも起こり得るため、『最終的な結論』が出されるのは先送りとなる可能性もあります。
右ウィングを最も得意とする選手が飽和状態にあるため、移籍の噂は流れ続けることになるでしょう。選手層のバランスをどのように調整するのかにも注目です。