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シュチェスニーが『有効なスーパーグリーンパス』を保持していない理由

 1月12日に開催されるスーペルコッパでユベントスの正 GK シュチェスニー選手がベンチスタートになるとアッレグリ監督が前日会見で言及しました。そうなった理由に触れておくことにしましょう。

画像:スーペルコッパではベンチスタートの予定のシュチェスニー
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 理由は「イタリア政府が12月30日に官報に掲載した『新たな緊急政令(第229号)』」です。その中に以下の言及があるからです。

  1. 2022年1月10日から緊急事態終了まで、以下のサービスや活動へのアクセスは『スーパーグリーンパス』の所持者に限られる
    1. ホテルやその他宿泊施設、同施設内の飲食サービス
    2. 交通機関(ローカルの公共交通機関含む)へのアクセス
    3. 団体スポーツ・接触を伴うスポーツ

 ローマ戦は9日に開催されたため、『スーパーグリーンパス』を保持していなくても問題はありませんでした。ところが、「現地2022年1月10日0時から上述のように変更される」と “予告” されていたことがネックになったのです。

 

 「PCR 検査による陰性」だと『グリーンパス』の条件を満たしますが、『スーパーグリーンパス』は「ワクチン接種または新型コロナ罹患からの回復」が条件です。

 シュチェスニー選手は新型コロナ陽性で戦線を離脱したことはないため、昨年の年末までワクチン未接種だったと考えられます。

 なお、“2021年12月初旬に3回目のワクチン接種を終えて周囲にブースター接種を呼びかけていたキエッリーニ選手” が新型コロナ陽性で(年始のナポリ戦を)離脱していたのですから、『接種の有無』を批判の材料にすべきではないでしょう。

 

 思わぬ形で先発出場の機会が巡って来たペリン選手が好パフォーマンスを見せることができるのかに注目です。