オランダ放送協会(NOS)の番組に出演した代理人のミーノ・ライオラ氏が来夏の移籍市場でデ・リフト選手のステップアップを仄めかしていましたので紹介いたします。
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ミーノ・ライオラ氏:
「マタイスが行くことができるクラブは私達全員が考えることができます。失礼ながら、フォルトゥナ・デュッセルドルフではないですね。
夏には移籍市場に参戦するクラブがあるのかを私達は見極めなければなりません。プレミアリーグはもちろんのこと、バルセロナ、レアル・マドリード、それから PSG もあります」
デ・リフト選手は1999年8月生まれの22歳。2019年夏に移籍金7500万ユーロ(+ボーナス等)でアヤックスからユベントスに加入し、2024年夏までの契約を締結しています。
来夏(=2022年夏)以降からは「1億ユーロ超の契約解除条項が有効になる」と噂されており、ライオラ氏の発言はそれも念頭に置いたものと言えるでしょう。
また、ユベントスより格上のクラブが存在することは事実です。ユベントスはレアル・マドリードなどの欧州トップ勢から売上で “水をあけられています” し、それがキャピタルゲイン問題の遠因であることは明らかです。
デ・リフト選手自身がステップアップを熱望するのであれば、「今のユベントスに引き止める現実的な術はない」と言わざるを得ません。
寝耳に水の事態ではないため、クラブのフロント陣が『プランB』の準備していたかが問われることになるでしょう。どのような結末を迎えるのかに注目です。