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プリマベーラ: アウェイでのカリアリ戦を 3-0 の敗戦で落とす

 2020/21 カンピオナート・プリマベーラ第15節が行われ、アウェイでのカリアリ戦に臨んだユベントスは 3-0 で敗れました。

画像:プリマベーラを率いるボナッティ監督

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2020/21 プリマベーラ第15節 カリアリ戦)
  選手名
GK 1: センコ
DF 2: ムラッツィ
5: エンゾアンゴ
6: リッチオ (C)(→ 21' st. 13: フィウマーノ)
3: ベルドゥチ(→ 1' st. 16: トゥリッキア)
MF 4: ピサピア
8: ミレッティ
11: マレッサ
10: スーレ
7: セクロフ(→ 9' st. 21: ダ・グラサ〔→ 28' st. 22: ハサ〕)
FW 9: チェッリ(→ 21' st. 19: コッター)

 ボナッティ監督は 4-2-3-1 を選択。前節トリノ戦から6選手を入れ替え、第13節 SPAL 戦の先発メンバーを基本にしたメンバーで試合に臨みます。

 

 序盤にチャンスを掴んだのはユベントス。14分にカリアリのパスが乱れたことでボールを得たスーレ選手がドリブルで持ち上がって左足で狙うが、シュートは枠のわずかに右。

 すると試合は18分に動く。カリアリは左サイドから仕掛けたミケロッティ選手がクロスを入れたボールがエンゾアンゴ選手が出した足とリッチオ選手の身体に当たってゴールイン。カリアリがオウンゴールで先行する。

 リードを得たカリアリは28分に右サイドからのクロスにデソグス選手がヘディングで合わせるも、ムラッツィ選手が最後までマークを離さなかったためシュートは枠の上へと外れる。

 一方のユベントスも30分に右サイドのムラッツィ選手が入れたクロスに走り込んだチェッリ選手がジャンピングボレーで合わせるが、これもシュートは枠の上。ユベントスはその後も同点の機会はあったものの、前半はホームのカリアリが1点のリードで折り返す。

 前半終了際のペースで後半を戦いたいユベントスだったが、スコアを動かすことに成功したのはカリアリ。

 55分に左サイドでのスルーパスに反応したコンティーニ選手が切り返しから中に持ち込んで右足シュートをサイドネットに突き刺し、カリアリのリードは2点に拡大する。

 対するユベントスは59分に高い位置でのハイプレスからボールロストを誘発し、最後はチェッリ選手が狙うがシュートは枠のわずかに右。逆に62分にスキッル選手にミドルシュートをゴール左上に決められて3点のビハインドとなる。

 結局、ユベントスは一矢報いることはできずに試合は 3-0 で終了。勝点を持ち帰ることはできなかった。

 

 なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。

アンドレア・ボナッティ監督:
「結果は残念ですが、幸運にも私達は水曜日に再びピッチに立つ機会があります。フィオレンティーナとの非常に大事な一発勝負です。

 今日は二面性のある試合でした。前半は私達が決定機を多く作り出し、カリアリを困難に陥れました。後半はアプローチは良かったのですが、2点を許した後では相手を傷つけることはできなくなりました。

 成長の道筋は今日のような試合を通しても継続しています」

 




 

 結果は 3-0 の完敗でしたが、試合内容は悪いものではなかったと言えるでしょう。

 前半30分以降は立て続けに決定機を作っていましたし、CF に入ったチェッリ選手にもう少しの決定力やトップ下に入ったスーレ選手が運に恵まれていれば違った試合結果になっていた可能性は十分にあったからです。

 育成年代で試合中にミスが出るのは当たり前のことであり、その部分に対してナーバスになる必要はないでしょう。残りシーズンでの改善項目にすれば良いことだからです。

 

 プリマベーラの次戦は3月17日(水)に予定されているコッパ・イタリア準々決勝フィオレンティーナ戦です。前年度王者のフィオレンティーナを相手に一発勝負の準々決勝を突破することができるのかに注目です。