ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエＡ第25節スペツィア戦に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
| DF | 4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、28: デミラル、36: ディ・パルド、37: ドラグシン、38: フラボッタ |
| MF | 8: ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、41: ファジョーリ、44: クルゼフスキ、51: ペーテルス |
| FW | 7: ロナウド、9: モラタ、58: アケ |
ダニーロ選手とモラタ選手が招集メンバーに復帰。その関係でＢチームから帯同していた選手が招集外となりました。
【先発予想： 4-4-2】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、デ・リフト、デミラル、Ａ・サンドロ
MF: キエーザ、ラビオ、ベンタンクール、ラムジー
FW: クルゼフスキ、ロナウド
ピルロ監督は 4-4-2 を選択するでしょう。ダニーロ選手が最終ラインに復帰することが濃厚で左 SB 兼 WB に起用する選手次第で 3-5-2 がベースになる時間帯が増える形になるでしょう。
対するスペツィアのイタリアーノ監督は 4-3-3 が濃厚です。
スペツィアは気迫を全面に押し出した肉弾戦で勝点を捥ぎ取るチームです。このスタイルで6勝7分11敗（勝点25）の15位に位置しており、油断すると足をすくわれる可能性があることに留意しなければなりません。
ただ、コンセプトがはっきりしているチームのため、ユベントスは対策を立てやすいメリットがあります。CF に入るガラビノフ選手またはエンゾラ選手を抑え、デュエルで競り負けなければ攻守両面で優位性を手にすることは難しくないでしょう。
問題は「中央のスペースを封鎖するスペツィアの守備網をこじ開けられるか」です。ロナウド選手の高さを狙ってピンポイントで合わせるのは確率が低いため、それ以外の有効な攻撃パターンで崩せるかが勝利の鍵を握っているはずです。
ユベントスは今週末にラツィオ戦を控えているため、スペツィア戦は「つなぎ」であることは否定できません。そのため、磐石の試合運びで勝点3を上乗せすることがノルマになるでしょう。
ピルロ監督がどのような準備をしてスペツィア戦に臨むのかに注目です。
