2020/21 カンピオナート・プリマベーラ第11節が行われ、アウェイでのインテル戦に臨んだユベントスはセクロフ選手の PK 失敗もあり、0-0 の引き分けに終わりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ガロファニ |
DF | 2: レオ(→ 12' pt. 16: ムラッツィ→ 〔13' st. 18: イリング〕) 5: デ・ウィンター (C) 6: エンゾアンゴ 3: エヌテンダ |
MF | 10: スーレ(→ 34' st. 23: ガランテ) 4: バッレネチェア(→ 34' st. 17: ピサピア) 8: ミレッティ 11: トゥリッキア |
FW | 9: チェッリ(→ 13' st. 20: ボネッティ) 7: セクロフ |
ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。ミッドウィークに開催された前節ボローニャ戦からは3選手を入れ替え、主力選手が先発に名を連ねる布陣で試合に臨みます。
最初にチャンスを掴んだのはインテル。14分にミレッティ選手からのバックパスのトラップが大きくなったエンゾアンゴ選手からサトリアーノ選手がボール奪取に成功。ゴールに向けて突進するが、GK ガロファニ選手が良い飛び出しでピンチの芽を摘み取る。
対するユベントスは25分にミレッティ選手からのスルーパスを受けたチェッリ選手が左足で狙うが、シュートはクロスバーを直撃。反撃の狼煙を上げる。
一方のインテルは33分に右サイドを突破すると、サトリアーノ選手がクロスをスルーしてエンゾアンゴ選手のマークを外し、背後でサポートしていたフォンセカ選手からのラストパスを得て決定機を獲得。しかし、シュートは枠の左へと外れてしまう。
結局、前半は互いに譲らず 0-0 で終了。後半へと突入する。
後半は先にユベントスが主導権を握る。49分に右サイドからのクロスにチェッリ選手が飛び込んで可能性を感じさせると、51分にはスーレ選手のミドルシュートが枠を捕らえたが GK ロビダ選手にキャッチ。
押されていたインテルは72分にカウンターからオリスタニオ選手がミドルシュートを放ったが、こちらは GK ガロファニ選手が CK に逃れてゴールは許さない。
ドローの可能性が高くなる中、ユベントスは83分に右サイドから仕掛けたトゥリッキア選手がベッツォーニ選手に倒されて PK を獲得。だが、ゴール左を狙ったセクロフ選手のシュートを GK ロビダ選手も同方向に飛んでストップ。ユベントスは絶好のチャンスを逸してしまう。
対するインテルは93分にカサデイ選手のパスに反応したアカハライア選手が抜け出して GK との1対1の場面を手にするも、GK ガロファニ選手がシュートを右手で叩き落としてノーゴール。
試合はゴールレス・ドローのまま終了し、両チームは勝点1を分け合う結果となった。
なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。
アンドレア・ボナッティ監督:
「選手たちはこの素晴らしいパフォーマンスを成功に導くに値しました。いくつかのエピソードを実現することは不得手でしたが、ホームで対戦することが非常に困難なチームを相手にピッチ上で見せたパフォーマンスは満足感を覚えています。
私達はグループとしての成長をしっかり保っていますし、信頼と情熱を持って道を歩み続けます」
PK を獲得していただけに惜しかった試合でした。両チームともにスコアを動かせなかったため、試合終盤の PK を大事に行き過ぎてしまってコースが甘くなるのは珍しいことではありません。そのため、普段のコースに蹴り切れる精神力を養うことが大事になるでしょう。
後半アディショナルのピンチに関しては(オフサイドっぽかったものの)GK ガロファニ選手の良い反応で防いでおり、結果は引き分けだったものの試合内容は改善していると言えるはずです。
プリマベーラの次戦は2月26日(金)に予定されているカンピオナート第12節フィオレンティーナ戦です。育成に定評のあるフィオレンティーナを相手にプリマベーラが5試合ぶりの勝利を手にすることができるのかに注目です。