スタディオ・ジュゼッペ・シニガーリャで行われた 2025/26 セリエA第7節コモ戦に 2-0 で敗れたユベントスのトゥドール監督およびロカテッリ選手による試合後コメントを紹介いたします。

イゴール・トゥドール監督:
「結果は残念ですが、良い点もありました。コモは組織化されており、私達はセットプレーで序盤に失点。最後のパスとシュートの精度を欠き、後半はバラバラになっていました。
2人の WG を起用したかったのですが、4バックでチームを支えるのは困難が伴います。最後の20分での挑戦は良かったと思います。カウンターで2点目を許したことは残念でした。
4バックでコモ戦に臨んだ決断は正しかったと思います。ベストメンバーを選んだ結果です。ゴールを奪えなかったことが問題です。バランスが必要ですし、2トップを維持することは難しさがあります。選手達は全力を尽くしてくれました。
セットプレーからの失点を少なくするはマンマーク導入による責任の明確化も選択肢です。選手達と話し合って見ましょう。公言するのはそれからです」
マヌエレ・ロカテッリ選手:
「この試合で敗けることはできなかったものの、細部のミスによって結果の明暗が分かれてしまいました。選手間で話し合いましたし、いくつかの改善すべき点はありました。
私達はデュエルで敗け過ぎたのです。肉弾戦になることは分かっていました。両サイドの選手にもっと早く展開すべきでした。彼らは違いを生み出せる存在だからです。
私達はもっと多くのことを示さなければなりません」
「カルチョではデュエルが重要」と公言する両監督が『守備時に相手のシステムと噛み合うことを優先したフォーメーションの採用』したことが明暗を分けた試合でした。
“4-3-3 のユベントス” は「左 SB のカンビアーゾが『偽 SB』や『WB』と化すことで攪乱」を狙うプランでしたが、“3-4-2-1 のコモ” が「右 WB のヴォイヴォダがマンツーマンでカンビアーゾを監視」するプランだったため効果は得られず。
両翼は「ユルディズには交代選手を使う前提でフル対応」と「コンセイソンには『縦突破』と『枠を捉えられないミドルシュートなら打てるゾーンへのカットイン』は容認」の守備戦術で封じられてしまいました。
また、守備では4バックの4人では “守り切れてなかった” から「3バック+ウイングバックの5人で守ること」をチームに求めるトゥドール監督への監督変更で昨シーズン終盤戦の巻き返しに成功したのです。
このことを軽視した代償を支払うことになった試合と言わざるを得ないでしょう。
ユベントスの次戦は現地10月22日(水)に予定されているレアル・マドリードとの UEFA チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第3節です。
真っ向勝負では劣勢が予想されるビッグマッチに対し、トゥドール監督がコモ戦での反省点をどのように踏まえて臨むのかに注目です。